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斉藤元彦脅迫した人物の名前と顔画像!「県職員か」兵庫県告発文書問題

兵庫県の斎藤元彦知事は7月16日の定例会見で、自身に危害を加えるとのメッセージがあったため、同日の公務を中止したことを明らかにしました。

斉藤元彦知事を脅迫した人物の名前や顔画像、脅迫内容について見ていきたいと思います。

目次

斉藤元彦を脅迫した人物の名前と顔画像

脅迫した人物の名前と顔画像については公表されていません。

しかし、今回の騒動で県職員に負担がかかっているのは事実です。例えば、

  • 文書問題の調査でアンケートの実施があった
  • 百条委員会が予定され、そこで証人として発言しなければならない
  • 斉藤元彦知事の辞職を求めたり、対応を批判したりする問い合わせが1000件以上あり日々対応に追われ、業務に支障がでている

などがあるからです。また、県職員OBが渡瀬康英さんの死を「諌死(かんし)」だと言っており、兵庫県の斉藤元彦知事に対して猛抗議しています。


実際、渡瀬康英さんは遺族に残したメッセージの中で、「死をもって抗議する。百条委員会は続けてほしい。」と書いてあったといわれており、渡瀬氏の死が「諌死(かんし)」だといえるのではないでしょうか。

諌死とは、死んでいさめること

こういったことから、斉藤知事に対する不満を一番感じているのは県職員であり、斉藤知事を脅迫した人物が県職員内部からのものである可能性は十分考えられます。

県職員の中で知事と一番関わることが多いのは秘書課や部長級の方たちです。「知事等の行動、言動に関するアンケート調査結果」でも、

  • 目的地に15分前に着かないと激怒し、随行の秘書が罵倒される
  • 庁外公務イベントでは、いかなる場所でも個室を用意しないと秘書課の随行者や側近の部長が罵倒される

とあります。そのため、秘書課や部長たちが斉藤知事への不満を最も抱いているかもしれません。「斉藤知事のパワハラエピソードがヤバい!

詳細が分かりしだい追記します。

斉藤元彦を脅迫した内容

斉藤元彦知事は7月16日の定例会見で会見で脅迫内容について以下のとおり言及しています。

斎藤氏は「私のみに危害を加えるというメッセージが送られている」と言及。同日の公務について「安全上の観点から中止とした」と述べたが、詳細は「差し控えたい」とした。

詳細について、斉藤知事は公表しなかったものの「私のみに危害を加える」といった脅迫メッセージがあることを認めていました。

17日の公務は中止していますが、もともと尼崎市の子育て支援施設を訪問する予定があったといいます。

今回の文書問題に関して、斎藤知事は「先週から自身に危害を加える趣旨の電話が寄せられるようになり、県警とも情報共有している」と説明しています。

兵庫県秘書課によると「殺すぞ」という電話やメールが複数あったということです。

今回の「殺すぞ」などの言葉を用い、命の危険を感じさせる行為は脅迫罪に該当する可能性があります。

脅迫罪とは人を脅して怖がらせる犯罪で、「2年以下の懲役または30万円以下の罰金」

斉藤元彦知事の家族、美人妻や息子など

斉藤元彦に辞任を求める声が多数

斉藤元彦知事の辞職を求めたり、対応を批判したりする問い合わせが1000件以上あるといいます。

また、7月19日の百条委員会開始前に「知事辞任を求める県民抗議活動」が実施される予定になっています。

兵庫県職員労働組合から辞職要求

7月10日兵庫県職員の約4割にあたる約4000人が加入している兵庫県職員労働組合の土取節夫中央執行委員長が兵庫県庁で片山安孝副知事に、申し入れ書を手渡しました。

「県政が停滞し、もはや県民の信頼回復が望めない状況」だとして、知事に「責任のある対応」を求める申し入れ書を提出しました。  

労組側は「事実上の辞職要求だ」との認識を示し、土取節夫中央執行委員長は「告発をした職員を守ることができなかったのは痛恨の極み。県政を一新して、職員が安心して働ける職場づくりをしていただきたい」と語っていました。  

これに対し、申し入れ書を受け取った片山副知事は、「重く受け止めたいと思う。職員の不安を是正するのは当局の務めで、適正に対応したいと思う」としました。

斎藤知事の進退については「政治家としての知事が判断すべきものではないか」と語っていました。

自民県連会長から辞職要求

末松信介参院議員

7月14日、自民党県連会長の末松信介参院議員が斎藤知事に向けて「出処進退はできるだけ早く決めるべき」と辞職を含めた判断をするよう求めました。

県連大会のあいさつで、末松会長は「これ以上、職員のやる気や県民サービスの停滞があってはならない。知事は大きな正しい決断をしていただきたいと強く願う」と訴えていました。

斉藤元彦知事は辞職否定

7月16日、定例記者会見で斉藤知事は「(県民から)多くの負託を受けており、より良い県政を目指していきたい」と述べ、改めて続投する意向を示しました。

これまでも斎藤知事は、県職員労働組合(組合員数約4千人)から事実上の辞職要求を受けた10日、片山副知事が辞職届を提出した12日ともに、「いい県政づくりを進めていくのが果たすべき役割」「任期を全うする」などと辞職を否定していました。

片山安孝副知事の経歴について

渡瀬康英(元西播磨県民局長)告発文をめぐる経緯

元西播磨県民局長の渡瀬康英氏が兵庫県知事への告発文書をめぐる問題の経緯は以下のとおりです。

3月中旬 当時、西播磨県民局長だった渡瀬氏が、斉藤元彦知事や県幹部の言動を「違法」「パワハラ」とする7項目の疑惑を記した文書を報道機関や県議らに郵送
3月25日 県民局長わたせ氏が勤務する西播磨県民局に片山副知事と人事課長が乗り込み、県民局長の渡瀬氏のパソコンを押収
3月27日 県人事課が西播磨県民局長の渡瀬氏を解任し、3月末での退職も認めないと発表。斉藤知事は会見で、文書内容は「うそ八百」などと批判
4月4日 元県民局長の渡瀬氏が文書内容の一部について、県の制度に基づいて公益通報
4月16日 県は文書に書かれた疑惑に関連し、原田産業労働部長が県内企業から高級コーヒーメーカーなどを受け取っていた事実を常任委員会で報告
4月20日 県民生活部総務課のパレード担当橋本浩良課長が死亡
5月7日 県が「文書の核心的な部分が事実ではない」などとして元県民局長わたせ氏を停職3カ月の懲戒処分に、産業労働部長の原田剛治さんを訓告とすると発表
5月21日 県議会が斉藤知事に第三者機関による疑惑の真偽の再調整を要請し、知事が設置を表明
6月13日 県議会が7項目の疑惑を調べる百条委員会を設置
6月27日 百条委が7月19日に元県民局長の渡瀬氏を証人尋問すると決定
7月頃 百条委での証人尋問にあたり、維新の岸口県議と増山県議が告発内容とは無関係の私的な情報の提出を求めているとして、渡瀬氏がプライバシーの保護を求める
7月7日 元県民局長の渡瀬康英さんが死亡
7月8日 緊急理事会で告発文とは無関係の資料について開示の要求をしないことを決議
7月12日 片山安孝副知事が辞職表明、今月末で退任
7月31日 若者支援策担当の小橋浩一理事が24日付で体調不良を理由に異動願を提出、準特別職から部長職に降格し、総務部付となる
7月31日~8月14日 告発文に関する全職員アンケート実施
8月19日 7月30日に体調不良で異動願を提出し病欠中だった井ノ本知明総務部長が総務部付となる
8月23日 斎藤知事のパワハラ疑惑について百条委が県職員に対する初めての証人尋問を実施
8月30日 百条委に斉藤知事が出頭
9月5日 百条委に原田産業労働部長が出頭。前総務部長の井ノ本氏は体調不良などを理由に欠席。原田氏の証言に誤り判明
9月6日 斎藤知事、片山元副知事、原田部長の証人尋問

元県民局長の渡瀬氏が亡くなった7月7日以前に緊急理事会が7月8日に開かれることが決まっていました。

そして、7月19日に百条委員会が開かれ、元県民局長の渡瀬氏から証人尋問する予定でした。

百条委員会が全職員約9700人を対象に7月31日~8月14日までアンケート調査を実施し、約6700人(約7割)が回答しています。

8月5日までに回答があった4568件(約47%)を中間集計したところ、知事のパワハラを目撃したり、人から聞いたりしたという回答が約4割に上っています。

百条委員会は8月23日、パワハラ疑惑を中心に関係職員6人への証人尋問を非公開で開催しています。そして、8月30日百条委員会は斎藤知事を公開で証人尋問しました。

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