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原田剛治産業労働部長の経歴、学歴!「高校時代は野球部所属」兵庫県知事告発文書

兵庫県の斎藤元彦知事への告発文で高級コーヒーメーカーを受け取ったことが分かり、産業労働部長の原田剛治(はらだこうじ )さんが訓告処分を受けています。

そこで、牛タン倶楽部のひとりである産業労働部長の原田剛治(はらだこうじ)さんの経歴について見ていきましょう。

目次

産業労働部長・原田剛治の経歴、学歴

産業労働部長の原田剛治(はらだ こうじ)さんの経歴は以下のとおりです。

  • 1984年4月~1987年3月 兵庫県立加古川東高等学校
  • 静岡大学(在学期間不明)
  • 1992年 兵庫県入庁
  • 病院局管理課長、新県政推進室次長、企画県民部管理局長、職員局長、元町プロジェクト室長などを歴任している。2023年~産業労働部長

小学校、中学校については公表されていなかったため分かりませんが、高砂市出身のため高砂市内の公立小中学校が考えられます。

同じ高砂市出身で元兵庫県副知事の片山安孝氏は、高砂市の名門私立中高一貫校、白陵高校の出身です。

もしかしたら、原田氏も同じ白陵中学出身かもしれませんが、中高一貫校の白陵で中学校は私立、高校は公立というのは考えにくいので高砂市内の公立小中学校が有力でしょう。

加古川東高校では野球部所属

原田剛治さんは加古川東高校を卒業後もOBとして「清流会」という同窓会の仕事にも関わっていました。

原田剛治さんのフェイスブック(Facebook)がありました。

そこには、野球帽をかぶった原田氏の写真がありました。投稿している写真には、甲子園の試合を見に行かれたり、母校の野球部の試合を見に行かれている様子が写っています。

また、「野球部同窓会なう」と投稿しているものもありました。このことから、高校時代は野球部に所属していたといえます。

高校卒業してから数十年経った今でも、甲子園や母校の野球を見に行かれていることから、無類の野球好きで母校愛が強い方なのでしょう。

そして、高校野球を見ることで、高校時代野球漬けだった思い出に浸っているのかもしれません。

新県政推進室の5人の次長のひとりに抜擢!

原田剛治さんは2021年8月に新設された新県政推進室の5人の次長のひとりとして起用されています。企画県民部の管理局長、兼、新県政推進室次長管理担当に任ぜられました。

原田氏は管理担当として、行財政運営方針の見直し(働き方改革等)をしていました。

ちなみに、この時の室長には前理事の小橋浩一氏が就いていました。新県政推進室は設置当初から時限的なものとして設置され、2023年3月末で廃止しています。

新県政推進室は重要施策の進行管理、行財政運営方針の見直しなど、重要かつ、特に早急に取り組むべき県政の方針の策定、プロジェクトの推進のために知事直轄の組織として設置

元町プロジェクトの室長をしていた

原田剛治さんは産業労働部長に就任する前は元町プロジェクトの室長をしていました。

元町プロジェクトとは神戸市、JRと「元町周辺まちづくり研究会」を立ち上げ、県庁周辺県有地の土地利用やJR元町駅西口周辺のバリアフリー化、元町における南北の回遊性向上を検討するプロジェクト。

また、兵庫県庁舎が築約50年と老朽化しており、庁舎のあり方についても県庁周辺を含む元町のまちづくりを検討していく中で検討することになっています。

兵庫県HPより

産業労働部長

令和6年度産業労働部組織図

原田剛治さんは2023年4月~は産業労働部長に就任し、人出不足対策や2025年大阪・関西万博に向け、観光施策にも取り組んでいます。

2023年6月の神戸新聞での取材で原田氏は人出不足問題対策として、以下のことを考えていると言われています。

「これまでは女性、高齢者、障害者の活躍の機会を広げ、労働力を確保することに注力してきたが、今後はそれだけでは足りない。対象を外国人に広げる。デジタルトランスフォーメーション(DX)やロボットの導入など、労働の効率化と両輪で対策を考えていきたい」

@神戸新聞

また、同取材で原田氏は2025年の大阪・関西万博に向け、観光施策として以下のことを考えていると言っています。

「今年7月に開幕する大型観光事業『兵庫デスティネーションキャンペーン』で弾みをつけたい。日本酒、播州織、線香…。地場産業の現場を(万博会場とは別の)体験型事業『フィールドパビリオン』としてPRし、観光客を呼び込む取り組みを進めている。地場産業と観光双方の発展につなげたい」

2025年の大阪・関西万博が来年に迫り、準備等で多忙な毎日を過ごしていることがうかがえます。

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原田剛治部長が訓告処分を受けた経緯

西播磨県民局長だった渡瀬康英さん(60)が斎藤知事に対する告発文を作成したうちのひとつに「贈答品のおねだり」というものがありました。報道では以下のようにいわれています。

 去年の8月に視察先の企業から高級コーヒーメーカーを贈呈された際、斎藤知事は「そんな品物は頂けません」と受け取りを辞退しました。 しかし、後日、随行した職員に「みんなが見ている場所で受け取れるはずないやろ。ちゃんと秘書課に送るように言っておけ!」と言って受け取ったということです。

そして、原田剛治・県産業労働部長は4月16日の県議会産業労働常任委員会で、加西市の会社にコーヒーメーカーなどを送付させた事実関係を認め、「知事に県の商品をPRしてほしいと思い、勇み足だった」と反省の弁を述べていました。

原田部長の説明によると、

斎藤知事が同社を視察した際、同社はコーヒーメーカーなどを贈ろうとしたが、知事は「高価なものはいただけない」と断った。翌日、原田部長がお礼の電話をした際、会社側から「知事に断られたけど、地元の製品やし、使ってほしい」と話があり、自分宛てに送ってもらったという。

その後、「秘書課に話をしたら、『返却しましょう』と断られた」といい、そのまま送り返すのを失念していた。

ということです。それを受け、原田剛治・産業労働部長は訓告処分を受けていました。また、「渡瀬康英さんの告発文(7項目)内容とは!」で詳しく書いています。

そして、渡瀬康英さんと原田剛治さんは同じ県職員という立場だけでなく、Facebook上で友達になる仲であるということが分かりました。

週刊文春にも原田部長は「(渡瀬氏のこと)ずっと昔から知ってるんで」と書かれており、旧知の仲であったことが分かります。

原田剛治の証言に非難殺到!発言に誤り判明

9月5日に行われた証人尋問に出頭した原田剛治産業労働部長の発言の一部に誤りがありました。

原田産業労働部長が元西播磨県民局長の渡瀬康英さんの私的情報を漏洩した疑いがあるとして百条委員会でどのように情報を得たかを尋問されたときの答弁です。

ytvによると、当初、原田氏は「分からない」としながら、その後「(当時の)人事課長や副課長がいる場で聞いた」と言っています。

この証言を聞いた視聴者たちから「人事課が情報を漏洩している」などの非難の電話が殺到。

関係者が当時の人事課長と副課長に確認し「人事課長らが原田部長に情報を漏らした事実はない」として、原田部長の発言は誤りだったことが判明しました。

原田剛治産業労働部長は翌日6日に再度百条委員会へ出頭し、前日に証言した内容の一部を訂正しました。内部告発した元県西播磨県民局長の渡瀬康英さんの私的情報について「(当時の)片山安孝副知事から聞いた」と説明を変えました。

百条委員会の証人尋問で虚偽答弁をした場合罰則が科されますが、原田氏が説明を変えたことに対して罰則が科されるかどうかは今のところ分かっていません。

原田剛治は牛タン倶楽部4人組のひとり!

牛タン倶楽部のメンバーは、 片山安孝元副知事 、井ノ本知明元総務部長、 原田剛治産業労働部長 、小橋浩一元理事の4人です。そこから、「牛タン倶楽部4人組」とも呼ばれています。

もともと4人全員が人事課出身。2013〜16年に当時総務官僚だった斎藤知事が宮城県に出向していたころ、東日本大震災の復興関連で、兵庫県も職員を派遣する機会が多くありました。

そこで、この4人組と斎藤知事は仲良くなり、いつも仙台でつるんでいたことから、兵庫県庁内で知事以下5人を『牛タン倶楽部』と陰で呼ばれていました。

そのため、牛タン倶楽部とは「仙台の特産品=牛タン」から県職員が名付けた知事以下5人の呼称ということになります。

原田剛治プロフィール

  • 名前:原田剛治(はらだ こうじ)
  • 生年月日:1968年~1969年(2024年現在56歳)
  • 出身:兵庫県高砂市
  • 住所:兵庫県高砂市
  • 趣味:ゴルフ
  • 日課:毎朝5時半からの愛犬の散歩

渡瀬康英(元西播磨県民局長)告発文をめぐる経緯

元西播磨県民局長の渡瀬康英氏が兵庫県知事への告発文書をめぐる問題の経緯は以下のとおりです。

3月中旬 当時、西播磨県民局長だった渡瀬氏が、斉藤元彦知事や県幹部の言動を「違法」「パワハラ」とする7項目の疑惑を記した文書を報道機関や県議らに郵送
3月25日 県民局長わたせ氏が勤務する西播磨県民局に片山副知事と人事課長が乗り込み、県民局長の渡瀬氏のパソコンを押収
3月27日 県人事課が西播磨県民局長の渡瀬氏を解任し、3月末での退職も認めないと発表。斉藤知事は会見で、文書内容は「うそ八百」などと批判
4月4日 元県民局長の渡瀬氏が文書内容の一部について、県の制度に基づいて公益通報
4月16日 県は文書に書かれた疑惑に関連し、原田産業労働部長が県内企業から高級コーヒーメーカーなどを受け取っていた事実を常任委員会で報告
4月20日 県民生活部総務課のパレード担当橋本浩良課長が死亡
5月7日 県が「文書の核心的な部分が事実ではない」などとして元県民局長わたせ氏を停職3カ月の懲戒処分に、産業労働部長の原田剛治さんを訓告とすると発表
5月21日 県議会が斉藤知事に第三者機関による疑惑の真偽の再調整を要請し、知事が設置を表明
6月13日 県議会が7項目の疑惑を調べる百条委員会を設置
6月27日 百条委が7月19日に元県民局長の渡瀬氏を証人尋問すると決定
7月頃 百条委での証人尋問にあたり、維新の岸口県議と増山県議が告発内容とは無関係の私的な情報の提出を求めているとして、渡瀬氏がプライバシーの保護を求める
7月7日 元県民局長の渡瀬康英さんが死亡
7月8日 緊急理事会で告発文とは無関係の資料について開示の要求をしないことを決議
7月12日 片山安孝副知事が辞職表明、今月末で退任
7月31日 若者支援策担当の小橋浩一理事が24日付で体調不良を理由に異動願を提出、準特別職から部長職に降格し、総務部付となる
7月31日~8月14日 告発文に関する全職員アンケート実施
8月19日 7月30日に体調不良で異動願を提出し病欠中だった井ノ本知明総務部長が総務部付となる
8月23日 斎藤知事のパワハラ疑惑について百条委が県職員に対する初めての証人尋問を実施
8月30日 百条委に斉藤知事が出頭
9月5日 百条委に原田産業労働部長が出頭。前総務部長の井ノ本氏は体調不良などを理由に欠席。原田氏の証言に誤り判明
9月6日 斎藤知事、片山元副知事、原田部長の証人尋問

元県民局長の渡瀬氏が亡くなった7月7日以前に緊急理事会が7月8日に開かれることが決まっていました。

そして、7月19日に百条委員会が開かれ、元県民局長の渡瀬氏から証人尋問する予定でした。

百条委員会が全職員約9700人を対象に7月31日~8月14日までアンケート調査を実施し、約6700人(約7割)が回答しています。

8月5日までに回答があった4568件(約47%)を中間集計したところ、知事のパワハラを目撃したり、人から聞いたりしたという回答が約4割に上っています。

百条委員会は8月23日、パワハラ疑惑を中心に関係職員6人への証人尋問を非公開で開催しています。そして、8月30日百条委員会は斎藤知事を公開で証人尋問しました。

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