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平原政徳妻の心情「あなたを恨みます…」娘の将来への不安

北九州市のマクドナルド店内で中学生2人が死傷した事件。この事件で逮捕された平原まさのり容疑者の妻が夫、平原政徳との出会いから事件に至る現在までを振り返る、とするなら何を語るのでしょう。

それはもちろん、被害女子中学生へのご冥福をお祈りしご家族へお悔やみを申し上げることでしょう。そして、被害男子中学生やそのご家族にお見舞いを申し上げることでしょう。

元夫、平原容疑者には怒りや恨みの感情が大きいでしょう。管理人である私も離婚を経験し元妻としてそしてひとりで子どもを育てるシンママとして、元夫が加害者となった元妻の立場、娘の母の立場になり今の心情を綴りたいと思います。

目次

平原政徳の妻が語るなら、出会いから結婚、娘が生まれて「良き夫であり良き父だった」

彼との出会いは、会社員時代に共通の知人を介して紹介されたことがきっかけでした。当時の政徳は、明るく社交的な性格で、仕事熱心な姿に惹かれました。交際を重ね、やがて結婚を決意しました。結婚当初は、二人でマンションに住んでいました。

政徳は不動産業を営んでいましたが、家事も手伝ってくれる良い夫でした。結婚して2年後、私は妊娠しました。喜びに包まれた日々を過ごし、無事に娘を出産しました。

※画像はイメージです

娘の誕生を機に、私たちは政徳の実家に引っ越すことにしました。義母は優しく、孫の世話を喜んで手伝ってくれました。政徳の父は既に他界していましたが、義母と同居することで、家族の絆が深まったように感じました

平原政徳の妻「必死に支えようとしたが…」夫が統合失調症に

平原政徳容疑者

娘が小学生になる頃から、政徳の様子が少しずつ変わり始めました。最初は仕事のストレスだと思っていましたが、徐々に奇妙な言動が増えていきました。夜中に突然起き出して独り言を言ったり、些細なことで激しく怒り出したりするようになりました。

心配した義母が警察に通報し、政徳が精神病院に入院したこともあります。そこで、彼が統合失調症だと診断されました。入院し薬物治療を受け症状も改善されたため政徳は退院しました。当初は、家族で協力して彼をサポートしようと決意しました。

しかし、政徳は次第に薬の服用を拒否するようになりました。「薬を飲むと体がだるくなる」「自分は病気じゃない」と言い張り、治療を中断してしまいました。その結果、症状は悪化の一途をたどりました。

家庭内の雰囲気は日に日に悪化していきました。政徳は仕事を辞め、家に引きこもるようになりました。大声で怒鳴ったり、物を投げたりする行為が頻繁に起こるようになり、娘も怯えるようになりました。

義母は献身的に政徳の世話をしていましたが、ある日突然、「もう限界」と言って家を出て行きました。私は義母の気持ちが痛いほど分かりました。それでも、何とか政徳を支えようと必死でした

しかし、政徳の症状は改善せず、むしろ悪化の一途をたどりました。私のことを『きさま』や『おまえ』といい、罵られるようになりました。家の中は荒れ放題になり、近所からの苦情も絶えませんでした。爆竹を鳴らしたり、大音量で音楽を流したりと、迷惑行為は日常的になっていました

娘を守るため離婚を決意

最後の決断をするきっかけとなったのは、政徳が娘に手を上げそうになったことでした。その瞬間、私は娘の安全を最優先しなければならないと悟りました。長年の葛藤の末、離婚を決意し、娘を連れて家を出ました。

離婚は娘を思うとやむを得ないもので、娘の親権は私が持つことになりました。政徳との別れを決断してからは迷いもなくなり、新しい人生への一歩を歩もうとしていました。

家を出た後、私は娘と共に新しい生活を始めました。政徳のことは時々気になりましたが、彼の両親が見守っていると聞いて安心しました。娘は最初こそ戸惑いがありましたが、徐々に明るさを取り戻していきました。

振り返れば、政徳との生活は娘が幼い頃までは幸せでしたが、しだいに苦しく、つらいものになっていました。

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政徳のニュースを聞いたときは、言葉を失いました。あの優しかった彼が、なぜこのような事件を起こしてしまったのか。心の奥底では、もし私たちが一緒にいれば違う結果になっていたのではないかという思いもよぎります。しかし、それは現実的ではないことも分かっています。

被害者やそのご家族の方々のことを思うと、胸が締め付けられます。今は、事件の被害に遭われた方のご冥福をお祈りしご家族にお悔やみ申し上げます。また、入院している被害者、ご家族にお見舞い申し上げます。

政徳が法の裁きをしっかり受けるとともに、適切な治療を受け少しでも回復の道を歩み更生し、同じような悲劇が二度と起こらないことを切に願っています。

事件後、私と娘の変化「あなたを恨んでいます…」

娘は事件を知り、ショックで学校に行けなくなりました。それは、自分の父親が殺人を犯してしまったことと自分が殺人犯の娘であることを友人や皆に知れ渡ることを恐れてだと思います。

私も以前のように気軽に外出できなくなりました。道端で会話している人たちが自分のことを殺人犯の妻として話しているのではないかと想像してしまうからです。

あなたと離婚したにも関わらず、私と娘の安心した生活が失われ、私たちも被害者だと思っています。私たちのこれからの人生は不安でしかないです。私たちの人生を返してください。あなたと結婚するんじゃなかったと今は後悔しかありません。あなたを恨んでいます。

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