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斉藤元彦パワハラエピソードがヤバい!「都合が悪くなると逆ギレ」兵庫県知事告発文書

兵庫県の斉藤元彦知事が職員へのパワハラ疑惑問題ですが、斉藤元彦知事のパワハラエピソード・内容とは一体、どういうものだったのでしょうか。

斉藤元彦、兵庫県知事のパワハラエピソード・内容について調べてみました。

目次

斉藤元彦パワハラエピソード

元県民局長による告発文書

元県民局長の渡瀬康英さんによる告発文書には兵庫県の斎藤知事のパワハラ内容の記載がありました。

そして、告発文書の中には知事のパワハラは職員の限界を超え、あちこちから悲鳴が聞こえてくるなどと書かれていました。

20メートル手前で降車させられブチギレ

出張先の施設エントランスが自動車進入禁止のため20メートルほど手前で公用車を降りて歩かされただけで出迎えた職員関係者を怒鳴り散らしたと言われています。

それに、対して斉藤知事は6月20日円滑な動線の確保を図るべきだったと厳しく注意したとし、告発を一部認めています。

自分の知らないことが耳に入ると職員を責める

自分が知らないことがテレビで取り上げられ評判になったら、「聞いていない」と担当者を呼びつけて執拗に責めたてる。

知事レクで気に入らないことがあると激怒

知事レクの際に気に入らないことがあると机を叩いて激怒する。

休日夜間関係なく知事から指示が入る

幹部へのチャットで夜中、休日など時間関係なく指示が矢のように飛んでくる。

対応が遅れると非難し、すぐレスすると文句を言う

斉藤知事は、日頃から気に入らない職員の場合、対応が遅れると「やる気がないのか」と非難する。

一方で、すぐにレスすると「こんなことで僕の貴重な休み時間を邪魔するのか」と斉藤知事は文句を言う。

生意気など理由に大勢の職員が左遷

人事異動も生意気だとか気に入らないというだけで左遷された職員が大勢いるといいます。

ポスターやチラシに知事の顔がなく激怒

兵庫県議会議員の独自アンケートの結果でも、

斎藤知事が“はばタンPay+”のポスター・チラシに「自分の顔写真がない」と激怒したことが兵庫県議会議員のアンケートに書かれていました。その後、第2弾のポスター・チラシには斎藤知事の顔が加わりました。この件以降、ポスター・チラシなどには知事の顔をつけなければいけないというのがルールとして徹底されたということです。

この件に関して、斉藤知事は「産業労働部が議論をして効果的に発信するために、知事の写真を使うという提案をされたと認識している。議論の中で私とコミュニケーションしながら決めた」と答えています。

はばタンPay+(第一弾)

 

はばタンPay+(第二弾)

 

はばタンPay+(第三弾)

確かに、はばタンPay+の第二弾ポスターから斉藤知事の顔写真付きになっています。

謎の15分ルール

庁外での公務イベント時には、目的地に15分前に着かないと激怒。就任以来、この時間が守れず、知事の送迎担当の運転手(県職員)を強制的に交代させられた者が多数。

15分前に着かない場合、随行の秘書が罵倒される。

斉藤元彦知事は辞職否定

会見する兵庫県の斎藤知事

兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラなどを告発した元幹部の男性職員が死亡したことを受け、7月10日県職員の労働組合が知事に対して辞職を求める申し入れを行いました。

それに対し、斎藤知事は改めて辞職を否定しました。

そして、斎藤知事は「改めて、職員が亡くなったことは心からお悔やみを申し上げる。組合からの申し入れがあったが、大変重く受け止めている。県職員の皆様に申し訳ないと思っている。

責任ある対応として百条委員会の調査などを対応するのが第一だと考えている。よりよい県政を立て直すのが責務」と語りました。

斉藤知事は副知事から辞職を進言されるも断固拒否

7月12日片山安孝副知事は報道陣からの取材で、斎藤知事に計5回にわたり辞職を進言したが、「選挙で県民の負託を受けている」と断られたといいます。

 また、知事について「新型コロナウイルス対応や若者・Z世代の支援など、進めてきた政策は評価できる」としました。

一方、「コミュニケーション能力に問題があった」と指摘していました。

片山安孝副知事が辞職表明、7月末で退任

辞職を表明した片山安孝副知事

7月12日片山安孝副知事が県庁で報道陣の取材に応じ、「辞職は6月上旬ごろから考え始め、県政の停滞を招いたことを重く受け止め、責任を取らなければと考えた」と辞職する意向を表明しました。

同日午後に辞表を提出し、31日付で退任するということです。

辞職の理由

  • 議会と十分な信頼関係が築けず、職員との間にも大きな溝があった
  • 百条委員会を設置する事態に至り、職員に大きな負担をお願いすることになった責任がある

県職員アンケートから新たなパワハラエピソード!

百条委員会が県職員約9700人を対象に行ったアンケートのうち、8月5日までに回答のあった4568人分の中間報告がありました。(最終締切8月14日)

以前から疑惑のあった『知事のパワハラ』については、 「見たり・経験をするなど実際に知っている」と答えた職員が59人。「見たり・経験した人から聞いた」と答えた職員は466人でした。

アンケートの回答には以下の新たなパワハラエピソードが記載されていました。

エレベーターに乗り損ね激高

斎藤元彦知事が施設のエレベーターに乗りこもうとしたところ、エレベーターの扉が閉まり 「お前はエレベーターのボタンも押せないのか」と激高。

これを受けて、知事のエレベーター係を配置することになったといいます。

公用車での移動中、運転手にプレッシャーや同乗者叱責、助手席を蹴る

公用車での移動中、後部座席からカーナビをのぞき込んで運転手にプレッシャーをかけ、到着予定時間に遅れそうになると同乗者を叱責、助手席のシートを後ろから蹴ったという記載もあったといいます。

 気に入らないと『ペンを投げる』『机を叩く』

斎藤知事は気に入らないことがあると『ペンを投げる』『机を叩く』ことがあったといいます。

会議室の資料を見て『舌打ち』『大きなため息をつく』

斎藤知事は会議の資料を見て『舌打ち』や『大きなため息をつく』こともあったといいます。

知事出席のイベントにマスコミが来ないと怒る

斎藤知事出席のイベントにマスコミが来ないと怒ると回答があり、それについて記者から問われると「そういったことはまずありません」と斎藤知事は強く否定していました。

知事の通訳に知事不在の会議への出席を認めず激怒

斎藤知事が職員に通訳として視察先に同行するよう求めた際、幹部が別の会議で通訳の仕事があると説明すると、斎藤知事は「彼女は知事の通訳。知事のいない会議の通訳を続ける必要はない」と職員を厳しく叱責したとあります。

ホテルで夕食ができず「俺は知事だぞ」と激怒

会議の会場となったホテルで、知事が当日になって事前申込制の夕食を取りたいと主張。職員が断られたと伝えると、「俺は知事だぞ」と激怒したとあります。

それに対し、斎藤元彦知事は下記のとおり否定しています。

斎藤知事は「私が激怒したということはないと記憶しています。ホテルの会場で食べられるようになればそこで食べようかということ事だったと思います。

当日のお願いであったので枠がどこまであるか確認をしていただく中で、取れるか取れないかと微妙なところだったということでしっかり調整してもらうようにお願いしたという記憶はありますが、私が激怒したとかそういった記憶は私はないです」と説明した。

職員アンケートの結果については、9月23日に特別調査委員会で正式に発表予定となっています。

斎藤元彦は知事当選前からパワハラ気質があったことが判明!

兵庫県知事の斎藤元彦氏は2021年3月31日に兵庫県知事選への立候補を正式に表明し7月18日に当選、8月1日に知事に就任しました。

斎藤知事が兵庫県知事に就任してから職員へのパワハラ内容が次々に明らかになっていますが、知事に就任する前から斎藤知事にパワハラ気質があったことが判明しました。

それは、2021年4月29日斎藤知事本人が次のようにXへ投稿していました。

ただ乗り心地が良いだけの公用車は必要ありません。リモートモバイルの時代、今やリーダーはいつでもどこでも仕事する必要があります。

ワークライフバランスを考え、移動時間やすき間時間を活用し、日中しっかり仕事をすることが第一。

大切なのはその機能性です。公用車センチュリーは即廃止します。

公用車に高価なセンチュリーは不要ということを言いたかったのかもしれませんが、移動時間やすき間時間を活用できる設備(内装)が充実している公用車を自分は欲しいとおねだりしているようにもみれます。

また、日中は移動中やすき間時間を使ってでも、しっかり仕事をするべきと考えていることが分かります。

斎藤元彦氏のX投稿の返信にも、「ブラック企業の社長の発想だ。これ、遠からず部下に自殺者やうつ病出るんじゃないの?」や「これでは、兵庫の恥ずかしいリーダーになるかもな」などといったコメントがありました。

斎藤元彦氏はさきほどの自身のXで、『ワークライフバランス』についても言及しています。

しかし、兵庫県の斎藤知事と幹部職員が交わした1年分のチャットの履歴を調べたところ、やり取りの半数近くにあたる約2000件が深夜・休日などに行われていたことも判明しています。

職員のワークライフバランスを考え、深夜や休日などに仕事の連絡をするべきではなかったのではないでしょうか。斎藤元彦知事の言っていることとやっていることが矛盾しているように感じます。

元西播磨県民局長の渡瀬康英が告発した文書をめぐる経緯

元西播磨県民局長の渡瀬康英氏が兵庫県知事への告発文書をめぐる問題の経緯は以下のとおりです。

3月中旬 当時、西播磨県民局長だった渡瀬氏が、斉藤元彦知事や県幹部の言動を「違法」「パワハラ」とする7項目の疑惑を記した文書を報道機関や県議らに郵送
3月25日 県民局長わたせ氏が勤務する西播磨県民局に片山副知事と人事課長が乗り込み、県民局長の渡瀬氏のパソコンを押収
3月27日 県人事課が西播磨県民局長の渡瀬氏を解任し、3月末での退職も認めないと発表。斉藤知事は会見で、文書内容は「うそ八百」などと批判
4月4日 元県民局長の渡瀬氏が文書内容の一部について、県の制度に基づいて公益通報
4月16日 県は文書に書かれた疑惑に関連し、原田産業労働部長が県内企業から高級コーヒーメーカーなどを受け取っていた事実を常任委員会で報告
4月20日 県民生活部総務課のパレード担当課長が死亡
5月7日 県が「文書の核心的な部分が事実ではない」などとして元県民局長わたせ氏を停職3カ月の懲戒処分に、産業労働部長の原田剛治さんを訓告とすると発表
5月21日 県議会が斉藤知事に第三者機関による疑惑の真偽の再調整を要請し、知事が設置を表明
6月13日 県議会が7項目の疑惑を調べる百条委員会を設置
6月27日 百条委が7月19日に元県民局長の渡瀬氏を証人尋問すると決定
7月頃 百条委での証人尋問にあたり、維新の岸口県議と増山県議が告発内容とは無関係の私的な情報の提出を求めているとして、渡瀬氏がプライバシーの保護を求める
7月7日 元県民局長の渡瀬康英さんが死亡
7月8日 緊急理事会で告発文とは無関係の資料について開示の要求をしないことを決議
7月12日 片山安孝副知事が辞職表明、今月末で退任
7月31日 若者支援策担当の小橋浩一理事が24日付で体調不良を理由に異動願を提出、準特別職から部長職に降格し、総務部付となる
7月31日~8月14日 告発文に関する全職員アンケート実施
8月19日 7月30日に体調不良で異動願を提出し病欠中だった井ノ本知明総務部長が総務部付となる
8月23日 斎藤知事のパワハラ疑惑について百条委が県職員に対する初めての証人尋問を実施
8月30日 百条委に斉藤知事が出頭
9月5日 百条委に原田産業労働部長が出頭。前総務部長の井ノ本氏は体調不良などを理由に欠席。原田氏の証言に誤り判明
9月6日 斎藤知事、片山元副知事、原田部長の証人尋問
9月19日 斎藤知事への不信任決議案が可決
9月30日 斎藤知事が失職

元県民局長の渡瀬氏が亡くなった7月7日以前に緊急理事会が7月8日に開かれることが決まっていました。

そして、7月19日に百条委員会が開かれ、元県民局長の渡瀬氏から証人尋問する予定でした。

百条委員会が全職員約9700人を対象に7月31日~8月14日までアンケート調査を実施し、約6700人(約7割)が回答しています。

8月5日までに回答があった4568件(約47%)を中間集計したところ、知事のパワハラを目撃したり、人から聞いたりしたという回答が約4割に上っています。

百条委員会は8月23日、パワハラ疑惑を中心に関係職員6人への証人尋問を非公開で開催しています。そして、8月30日百条委員会は斎藤知事を公開で証人尋問しました。

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