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平原政徳の子どもの心情「お父さんを許さない…」止まらない憎悪

北九州市のマクドナルド事件で逮捕された平原まさのり容疑者の子どもが父、平原政徳との思い出や事件に至る現在までを振り返る、とするなら何を語るのでしょう。

それは父、平原容疑者との良き思い出、裏切られた気持ちや憎悪などで複雑な心境でしょう。管理人である私が10代の頃に父が殺人犯になった子どもの立場になり今の心情を綴りたいと思います。

平原政徳の生い立ちが判明!「学生時代に起きた悲劇」が現在まで影響か

目次

平原政徳の娘「なぜ、幼い頃楽しかった父との思い出も消したい」複雑な胸の内

私は平原政徳の娘です。幼い頃の父との思い出は、温かく楽しいものばかりでした。父は仕事で忙しかったものの、休日には忙しい合間をぬって私と遊んでくれました。公園でボール遊びをしたり、自転車の乗り方を教えてくれたりしたことを今でも鮮明に覚えています。

特に印象に残っているのは、父が作ってくれた手作りの木製ドールハウスです。当時は嬉しかったのですが、今思えば、それも父の狂気の始まりだったのかもしれません。

平原政徳の子どもが学生時代「父の様子が変わり怖くなった」

父は私の宿題を手伝ってくれることもありました。特に算数が得意だった父は、難しい問題をわかりやすく説明してくれました。「どうしてそうなるの?」と私が質問すると、根気強く答えてくれる父の姿は、私にとって頼もしい存在でした。今となっては遠い過去のように感じます。かつては楽しかった記憶も、今では苦々しさしか残っていません。消し去りたい気持ちが大きいです。

父は休日に私と遊んでくれました。公園でのボール遊びや自転車の乗り方を教えてくれたこと。

小学校に入学してしばらくしてから、父の様子が変わり始めました。夜中に叫び声を上げたり、テレビに向かって怒鳴ったりする姿は、幼かった私を恐怖に陥れました。父が統合失調症と診断されたときも、その意味を理解できませんでしたが、ただ怖いという感情だけが強くなりました。

平原政徳の子ども「父に手を上げらそうになった…」

父の症状が悪化するにつれ、家庭内は地獄と化しました。突然の怒号、意味不明な言葉、そして暴力的な態度。私は自分の家で常に恐怖に怯えながら生活していました。ある日、父が私に手を上げようとした出来事は、今でも鮮明に覚えています。母が間に入ってくれなければ、私は確実に殴られていたでしょう。

その時の父の目は、まるで別人のようでした。あの瞬間、私の中で父への愛情が完全に消え去ったように感じました。母との二人暮らしが始まってからは、少しずつ平穏を取り戻していきました。父がいない安心感と引き換えに、私たちは新しい生活を始めました。

平原政徳の子ども事件後「父を許せない…」憎悪と嫌悪感

私は時々、父のことを思い出しましたが、それは恐怖と嫌悪感を伴うものでした。そして、あの忌まわしい事件が起きました。ニュースで父の名前を聞いた瞬間、全身の血が凍りつく思いでした。父が起こした凶悪な犯罪の詳細を知るにつれ、私の中で父への憎しみが爆発しました。

なぜ、こんな恐ろしいことをしたのか。なぜ、罪のない中学生を傷つけたのか。私への憎しみを同じくらいの中学生に向けたのか。怒りと憎しみで、体が震えました。事件後、学校に行くことができなくなりました。

両親は離婚しましたが「平原」という名字のままだったので友人やクラスメイトから犯人の娘ではないかと思われるのが怖かったし、まるで父の罪が私にも及んでいるかのような罪悪感に苛まれますからです。

家にいても、事件のニュースから逃れることはできません。父の顔が映るたびに、吐き気を催します。かつて愛していた父の姿は、もはや記憶の中にさえ存在しません。残っているのは、憎悪と嫌悪感だけです。

幼い頃の楽しかった思い出さえ、今では全て汚されてしまったように感じます。公園での遊び、ドールハウス、宿題を教えてくれたこと。それらの記憶は、今では父の狂気を隠していた仮面のように思えます。

被害に遭われた方々のことを考えると、父の娘である自分の存在さえ許せなくなります。父が起こした取り返しのつかない罪の重さを、私も背負わなければならないのでしょうか。今の私には、父を許す気持ちは微塵もありません。

むしろ、なぜもっと早く父から逃げ出さなかったのか、自分を責めてしまいます。父の病気?そんなものは言い訳にすぎません。彼の行動は、単なる狂気と邪悪さの現れだったのです。

母がカウンセリングに行くことを勧めてくれますが、今はそんな気にもまれません。この経験は、私の人生を永遠に変えてしまいました。父への憎しみと、事件の被害者への罪悪感。これらの感情は、おそらく一生消えることはないでしょう。

今の私には、前を向く勇気さえありません。ただ、二度と父の顔を見たくない、父のことを思い出したくないという思いだけが強くあります。父の名前を聞くたびに、心の中で呪いの言葉を唱えてしまいます。この憎しみがいつか消えるのか、私にはわかりません。

ただ、今の私には、父を憎み続けることしかできないのです。それが、被害者への唯一の償いだと思っています。父への愛情は完全に消え去り、残ったのは父に裏切られたことと深い憎悪だけです。

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