岐阜県立池田高校運動部顧問の50代男性教員が、対外試合に負けた部員を丸刈りにさせる不適切な指導をしていた問題が発覚しました。
そこで、丸刈りを強要された運動部は何部かと50代男性顧問が誰か調べてみました。
運動部は集団競技「硬式野球かサッカー」
岐阜県立池田高校の男子運動部は以下のとおりです。
- 硬式野球
- 空手道
- サッカー
- 硬式テニス
- バドミントン
- 卓球
報道では、
2022年9月、対外試合に負けた部員に対し、「全員丸坊主にするか、俺が辞めるか」などと丸刈りを強要するような発言をし、その後、部員のうち16人が丸刈りにしました。
とあります。対外試合に負けて16人が丸刈りにしていることから集団競技の部活動が考えられます。
そうすると、硬式野球かサッカーになります。2022年9月の対外試合に負けたということなので2022年9月に行われた大会がないか調べてみました。
まず、サッカーですが、令和4年度第101回全国高等学校サッカー選手権岐阜県大会は10月1日～11月12日に行われています。
他に公式試合があるか調べましたが2022年9月に行われている大会はありませんでした。
次に野球を見てみましょう。第75回秋季岐阜県高等学校野球大会が2022年8月28日(日)～９月24日(土)の日程で行われています。
岐阜県立池田高校は9月3日大垣工業高校と対戦し「３対４」で初戦敗退しています。
2022年9月に試合で負けたという報道と合致します。
岐阜県立池田高校硬式野球部の男性顧問について
岐阜県立池田高校硬式野球部の男性顧問を見てみましょう。2022年に行われた第75回秋季岐阜県高等学校野球大会出場校紹介に監督名が記載されていました。
硬式野球部監督の年齢は岐阜新聞の高校野球特集に記載がありました。2023年7月4日時点で59歳とあります。2022年9月時点では58～59歳になり、50代に該当します。
したがって、生徒に丸刈りを強要したとされる50代男性顧問は硬式野球部監督で間違いないといえます。
SNSでも、報道後「野球部でしょう～あの監督ならやりかねない」などといった投稿もあり、気性が激しい監督で有名だったのかもしれません。
丸刈り直後の試合結果はいかに！
2022年9月の対外試合に負けて、監督から丸刈りを強要され16人が丸刈りをしていますが、その後の試合が気になり調べてみました。
第57回県下選抜高等学校野球大会が2022年10月8日～11月3日に行われました。岐阜県立池田高校の対戦試合は以下のとおりです。
- １回戦 対 岐阜各務野 ９－３
- ２回戦 対 岐阜北 １２－０
- ３回戦 対 大垣北 １２－９
- 準決勝 対 海津明誠 ５－２
- 決勝 対 大垣商業 ７－６
見事優勝していました。池田高校は初優勝を果たし、前回の大会では初戦敗退だったため、悲願の優勝となりました。選手たちは喜びと共にホッと胸をなでおろしたのではないでしょうか。
ペンペンでも、その後の2023年3月にも、男性顧問は髪が伸びてきた部員に対し「次の練習までに切ってこなかったら殴るぞ」と発言したということです。
ペンペンその他にもあった！岐阜県立高校運動部顧問による不適切行為
今回岐阜県立池田高校運動部の部員16人が丸刈りを強要されたという事案が報道されましたが、それ以外にも2023年度岐阜県立高校運動部顧問による不適切行為が明らかになりました。
中日新聞より
岐阜県の県立高校では2023年度、計5校の運動部で顧問を務める40～60代の男性教諭5人が不適切な指導で処分を受けていました。
県教委はいずれも懲戒処分に該当しないとして処分内容を公表していませんでした。
ペンペンまとめ
岐阜県立池田高校運動部と50代男性顧問について調査しました。
結果として、「2022年9月の対外試合に負けた」「50代男性顧問」が岐阜県立池田高校硬式野球部の状況と合致しています。
したがって、硬式野球部の50代男性顧問が選手たちに丸刈りを強要し処分されたとみて間違いないでしょう。
このような教員による不適切行為がなくなることを願うばかりです。
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