片山宏一経歴は元自衛官！「幹部候補生だった」静岡県菊川市殺人事件

片山宏一(かたやまこういち)容疑者は祖父母と叔母の３人を殺害し逃走、事件2日後に身柄を確保されました。

片山宏一容疑者の経歴としては元自衛官ということが分かっています。片山容疑者の自衛官時代の階級やその他の経歴、生い立ちについてご紹介します。

片山宏一経歴は元自衛官

片山宏一容疑者の経歴は元自衛官です。自衛隊には陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊の3つがあり、また階級も全部で16階級定められています。

しかし、現時点では、片山宏一容疑者が元自衛官ということしか分かっておらず、陸上自衛隊か海上自衛隊か航空自衛隊だったのか、何年間自衛官をしていたのか、階級等の詳細は明らかになっていません。

しかし、片山宏一容疑者は高校卒業後、自衛隊に入ったという情報があります。

片山容疑者の友人の親 「運動神経が良くて男の子たちとわいわいしていたイメージ。すれ違えば照れながらあいさつしてくれる子。高校卒業後、自衛隊に入ったと聞いている。（自衛隊を）お金がたまったので辞めるとは聞いた」

高校卒業後に自衛官になった場合、

• 航空学生
• 一般曹候補生
• 自衛官候補生

になることができます。

一般曹候補生の男性の受験倍率は、毎年４倍程度となっています。高卒で一般曹候補生の場合、防衛省自衛隊のホームページによると月203,600円程度の給与が支給されます。

民間の初任給が約19万円なので、一般曹候補生の方が高い給与が支払われています。そのため、片山容疑者はお金の面で自衛官を選んだのでしょうか。

もし、大卒なら自衛隊幹部候補生になることもできます。

自衛隊幹部候補生とは、一般・歯科・薬剤科のコースから各自衛隊の幹部自衛官となる者（パイロット要員含む）を養成する制度です。

「一般幹部候補生」「歯科幹部候補生」「薬剤科幹部候補生」と、幹部候補生の採用試験には3つのコースがあります。

片山宏一の現在の職業

片山宏一容疑者の現在の職業、住所は不詳で明らかになっていません。定職をもたず、アルバイト生活をしていたり、無職の可能性もあります。

過去に、片山宏一容疑者は東京や川崎市などに住んでいたことが分かりました。

捜査関係者によりますと、片山容疑者は過去に東京や川崎市などに住んでいたとみられるということで、警察は範囲を広げて防犯カメラの映像を分析するなどして行方を捜査しています。

＠NHK

片山容疑者は社会人になってからいろんなところを転々として生活していたのでしょう。

片山宏一の学歴

片山宏一容疑者の学歴については公表されていません。しかし、近所の方の話から片山宏一容疑者は幼少期、掛川市に在住していたことが分かっています。

片山宏一の出身小学校と中学校

片山容疑者の小学生の時の卒業アルバム写真です。掛川市のどこの小学校に行っていたかは明らかになっていません。掛川市内の公立小学校は22校あります。

• 中央小学校
• 西山口小学校
• 土方小学校
• 横須賀小学校
• 原谷小学校
• 原田小学校
• 佐束小学校
• 桜木小学校
• 上内田小学校
• 城北小学校
• 西郷小学校
• 千浜小学校
• 曽我小学校
• 倉真小学校
• 大坂小学校
• 大渕小学校
• 第一小学校
• 第二小学校
• 中小学校
• 東山口小学校
• 和田岡小学校
• 日坂小学校

また、掛川市の公立中学校は9校あります。

• 城東中学校
• 栄川中学校
• 原野谷中学校
• 桜が丘中学校
• 西中学校
• 大須賀中学校
• 大浜中学校
• 東中学校
• 北中学校

現時点では片山容疑者がどこの小学校・中学校に行ったか明らかにはなっていません。

しかし、小中学校の同級生が「(片山容疑者は)中学校ではサッカー部」と言っており、中学校時代はサッカー部に所属していたことが分かっています。

また、片山容疑者と同世代の息子をもつ女性が「片山容疑者は活発で運動も勉強も普通よりちょっとできるタイプの子だった」といいます。

片山宏一の生い立ち

片山宏一の生い立ちは母方祖父母宅のある菊川市ではなく、父方祖父母宅のある静岡県掛川市にありました。片山宏一の実家は掛川市にある３階建ての家です。

「下の子（留美子さん）は結婚していなくてね。上の子（片山容疑者の母親）は掛川市にお嫁に行ったんだけど、5年前くらいに帰ってきて。その前は息子（片山容疑者）が小さい頃はよく遊びに来てたりもしていました」

＠NEWSポストセブン

長女一家は長女が離婚する5年前まで、静岡県掛川市に在住していたといえます。そのため、片山宏一容疑者は掛川市の公立小中学校に在学していたと考えられます。

また、別の報道による近所の女性は以下のように発言しています。

もともと長女は結婚して静岡県内の別の町に住んでいたのですが、5年ほど前に離婚して実家に戻ってきました。その時点で息子さん2人はもう独立していたので、同居はしていませんでした。だから姿を見かけたことがないんですよ
＠集英社

また、その後の報道で片山宏一容疑者には兄が一人いることが分かりました。幼少期は兄弟で遊んだりしたのでしょうか。

そして、大人になった今でも兄弟間で連絡を取り合ったり交流することはあったのでしょうか。

自宅近くの商店主によると、片山兄弟は自宅でタバコの吸い殻を外に投げ捨てるようなマナーの悪さが目立ち問題になったことがあるといいます。「片山兄弟の気になる仲！」

また、両親が離婚する前までは３階建ての自宅に、片山宏一容疑者は父、亡くなった渋谷昭一さんの長女である母、兄、片山容疑者の父方祖父母の6人で静岡県掛川市に同居していたといいます。

ただ、両親が5年前に離婚していた時は片山宏一容疑者は22歳になっており、すでに独立していたため、長女のみが菊川市本所の実家に戻ってきたといえます。

両親の離婚原因

両親の離婚原因は大工だった昭一さんが長女一家のために建てた木造３階建ての住宅だったとことが親戚の証言で分かりました。

二世帯住宅の利便性を考慮して設置したエレベーターに不具合があり、補償問題にまで発展。同居していた義父母と折り合いが悪くなった長女は片山容疑者を連れて離婚、父と兄と離れ離れに暮らすことになったという。

＠集英社

そのため、片山宏一容疑者は澁谷昭一さんが建てた家が原因で家族がバラバラになったと思い、今回の犯行に至ったのでしょうか。

片山容疑者の母親は歯科衛生士で父親は歯科技工士だったことが分かっています。また、片山容疑者の父は糖尿病を患いすでに他界しています。「片山容疑者の両親は職場結婚した」

片山容疑者を知る人や同級生の話

片山容疑者を知る人から以下の話がありました。

「（家が）3階建てで、高いですよね。屋上からロープを垂らして、危ないことがあったりして、（近所の）皆さんが危ないからと言ったら、自衛隊でやってきたからどうのってことだった」

＠SBS

また、孫が片山容疑者と同級生だったという高齢女性が以下のように話していました。

「小学校の時に2～3回くらいかな、うちの家に遊びにきたことがあるんだけど、片山君は悪い子には見えなかったよ。野球やったり、ボール投げやったり、うちの孫と遊んどった。おとなしくはなくて、活発な子だったね。わんぱくな感じでした。家が裕福だったから、わがままに育ったのかもしれません」

＠NEWSポストセブン

片山容疑者と小中学校で同級生だった男性からは以下の発言がありました。

「小学校の頃、結構遊んでいました。宏一は人見知りでしたが、自分とはとても仲が良かったんです。昔はよく宏一の家でゲームをしたりエアガンで遊んだりしていました。小学4年生や5年生の頃には山に遊びに行って、一緒にエアガンでサバゲーをやりました。宏一はマシンガンみたいなエアガンを使っていましたね。連射できる電動ガンみたいなやつです。中学校はあまり話さなかったから、思い出はあまりないかな。彼はサッカー部で、部活も違ったし……」

＠NEWSポストセブン

別の中学時代の同級生は片山宏一容疑者について以下のように話していました。

「（中学時代は）目立っているイメージはない。悪い方でも目立っているイメージはない。特段、誰かに攻撃的に当たるとかかっとなるみたいな子でもない。普通の落ち着いた中学生という印象」

＠SBS

また、別の同級生から片山容疑者について以下のように話していました。

積極的にいろいろな人に話しかけにいくとかではなくて、あまり人と関わるようなタイプではなかった。ちゃんと捕まって、なんでこういうことがあったのか話せる状態なのかわからないですけど、ちゃんと理由を説明して、罪を償う、更生してほしいです

＠FNN

片山宏一容疑者について同級生からは「人見知りがあった」、「やってもおかしくない変な人だった」や「人を殺すような感じではなかった」など様々な印象がもたれていました。

• 「片山容疑者の動機は祖父母のカネ目当て」
• 「祖父の澁谷昭一は共産党の頑固じいさん」