和歌山県田辺市の託児所めぐみで生後5カ月の女児、柴尾心都(こと)ちゃんがうつぶせが原因で窒息死しました。
柴尾ことちゃんは大阪府泉大津市在住であると報道されていますが、なぜ柴尾ことちゃんは和歌山県田辺市の託児所めぐみに預けられたのでしょうか。
柴尾ことちゃんが一時保育中、ことちゃんの母は何をしていたのか見ていきましょう。
柴尾心都(こと)ちゃんの母や兄たちは川遊びしていた
柴尾心都ちゃんは大阪府泉大津市在住ですが、2023年7月25日の事故当日、柴尾ことちゃんの母の姉が和歌山県田辺市に住んでいて、夏休みということもあり心都(こと)ちゃんたちは川遊びをしに和歌山県田辺市に出かけました。
しかし、柴尾ことちゃんの父は仕事が入って一緒に行けず。ことちゃんはまだ生後5カ月で赤ちゃんを炎天下の中、一緒に川遊びには連れて行けないということで川遊びに近い、和歌山県田辺市の「託児所めぐみ」に預けられました。
託児所めぐみの住所は〒646-0004 和歌山県田辺市下万呂630−2です。
地図からも分かるとおり、託児所めぐみは左会津川の近くに位置しています。
しばおことちゃんの母たちは託児所めぐみに心都(こと)ちゃんを預け、左会津川に遊びに行ったのでしょうか。
田辺市内を流れる左会津川水系は、長さといい規模といい、自然観察に手頃な川で、自然観察に好適な地点がたくさんあるといいます。
左会津川水系の支流や源流部では生きている化石として有名なムカシトンボ、ムカシヤンマや変わった形の巣を作るカタツムリトビケラなどが、他の地域より多く生息しています。
また、左会津川水系ではカワムツ、アユ、ヨシノボリ、ウナギなどが、上流域にはアマゴ、タカハヤなどの魚類が見られます。
このことから、左会津川は子どもたちにとって川遊びだけでなく、生き物を観察できるスポットとして人気があることが分かります。
柴尾心都(こと)ちゃんの家族は父、母、兄3人
柴尾心都(こと)ちゃんの家族は父、母(28)、小学生の長男(事故当時7歳)、保育園児だった次男(事故当時6歳)、三男(事故当時4歳)の6人家族でした。
ことちゃんの父の名前や年齢、職業など詳細については公表されていません。また、ことちゃんの母の年齢は28歳、名前は読売テレビで柴尾心(こころ)さんということが明らかになりました。
ことちゃんにミルクをあげている写真は母親のこころさんが最後に撮った心都ちゃんです。ことちゃんの母は「絶望というか、まさか自分の身にこんなことが起こるなんて」と語っていました。
また、母親の心さんの横顔も公表されていました。
現在の母親の年齢を考えると21歳頃に1人目を出産していると考えられます。結婚もこの辺りの時期にされたのではないでしょうか。
ことちゃんの兄たちは自宅のある大阪府泉大津市の小学校や保育園に行っていると考えられますが公表されていません。ことちゃんは4人兄弟の末っ子で両親にとって待望の初めての女の子でした。
柴尾心都(こと)ちゃんの自宅は大阪府泉大津市です。
大阪府泉大津市は、大阪府南部に位置する海辺の街です。泉大津市には南海本線の泉大津駅があり、難波まで約25分、関西国際空港までも約20分とアクセスが良いです。
海と緑に恵まれており、きららタウン泉大津や池上曽根史跡公園などのスポットがあり、なぎさ公園ではBBQや海釣り楽しめるなど自然やレジャーも充実しています。
大阪府泉大津市から和歌山県田辺市にある「託児所めぐみ」までは車で高速道路を通って約1時間半かかります。
柴尾心都(こと)ちゃんは家族のアイドルでかわいかった
柴尾心都(こと)ちゃんはどんな赤ちゃんだったのでしょう。報道からことちゃんについて以下のことが分かっています。
- 生後5カ月
- 4人兄弟の末っ子で初めての女の子
- 家族のアイドル
- 笑顔で家族を和ませる
- ぴょんぴょん跳びはねるおもちゃがお気に入り
- 夜泣きが少ない
- 離乳食もよく食べる
- 育てやすい子
家族にとって心都ちゃんは本当にかわいい存在だったことがうかがえます。ことちゃんの母親は将来、女性同士で買い物や温泉にお出かけすることを楽しみにしていたといわれており、ことちゃんが突然亡くなったことを受け入れられなかったでしょう。
柴尾心都(こと)ちゃん母は託児所めぐみからのLINEに血の気引く
柴尾ことちゃんは2023年7月25日の午前中に認可外保育所「託児所めぐみ」に預けていることが分かっていますが、何時に預けたなど詳しい時間は分かっていません。
しかし、朝日新聞が掲載した託児所めぐみから柴尾心音(しばおこと)ちゃんの母親に届いたLINEを見ると、初めの連絡は11時54分に託児所めぐみから電話があったことが分かります。LINEの内容は以下のとおりです。
- 11時54分 着信(不通)
- 11時56分 「ことちゃん、意識なく病院にいます」
- 12時36分 「心肺停止の状態なんです 紀南病院です」
25日の午前中にことちゃんを預けているので、ことちゃんが託児所めぐみで一時保育されて数時間しか経ってないと考えられます。
託児所めぐみからの連絡に柴尾心都(こと)ちゃんの母親は血の気が引いたといいます。
「うそやんな、夢やんな」。母親(28)は不可解な急変がのみ込めず、心の中で何度もそう叫びながら娘のもとへ急いだ。
引用:毎日新聞
ことちゃんを託児所めぐみに預けた際、ことちゃんは普段と同じように笑っていたというのに、数時間後には「心肺停止」といわれても、母親が信じられないのは当然でしょう。
心都ちゃんは託児所めぐみから車で約5分のところにある紀南病院に救急搬送されました。
紀南病院は平成17年5月1日和歌山県田辺市新庄町に新築移転し、紀南の中核病院として「やさしさを持って信頼と満足の得られる医療」を提供するとあります。
柴尾心都(こと)ちゃん死亡事故の概要
23年7月25日午前、田辺市を訪れた際に大阪府泉大津市の柴尾心都(こと)ちゃんの母親(28)は心都ちゃんを託児所めぐみに預けました。
代表はその後、託児所のベッドでうつぶせのままぐったりしている心都ちゃんに気づき、救急車を呼んでいます。心都ちゃんは意識不明の状態で市内の病院に救急搬送され、間もなく死亡しました。
県警が司法解剖した結果、死因は窒息とみられることが確認されています。
託児所めぐみには代表を含めて2人の保育士がいますが、もう1人の保育士はこの日休みでした。事故のあった時間帯は、代表の保育士が心都ちゃんら0~6歳の乳幼児計4人をひとりで対応していたということです。
国の基準では複数の乳幼児を預かる場合、2人以上の保育者の確保が求められています。
和歌山県は代表が国の基準を守らずうつぶせを見逃し、ことちゃんが窒息した可能性があるとし検証委員会を設置し調査を行う方針です。
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