キャンピングトレーラーを牽引する初心者ママドライバーにとって、目的地に大型車専用駐車場があるか、また子連れでも安心して行ける設備があるかは重要です。
そこで、初心者ママドライバーがキャンピングトレーラーを牽引し安心して行ける観光場所と淡路島で起こりやすいトラブルについてご紹介します。
- 淡路島で初心者ママドライバーが大型キャンピングトレーラーを牽引して行ける遊び場や観光場所
- 筆者が経験した淡路島でのハプニング
- ハプニングを回避するための注意点
- 筆者が旅で感じたキャンピングトレーラーがあって良かったこと
キャンピングトレーラーで初心者子連れママが淡路島で行くのはうずしおとイングランドの丘
キャンピングトレーラーを牽引し、ママ一人で複数の子どもを連れて遊びに行くとなると、遊びに行く場所の条件として以下が挙げられます。
- 駐車場が広くキャンピングトレーラーを簡単に駐車できる
- 施設内の設備が充実(オムツ交換台やベビーカー可、飲食スペースなど)
- 天候を気にせず子どもが楽しめる
上記の条件を満たしているのが、うずしおクルーズとイングランドの丘です。
迫力満点のうずしおクルーズ
鳴門海峡のうずしおは、世界三大潮流のひとつで太平洋と瀬戸内海の干満差により発生します。うずしおクルーズは、淡路島側からも徳島県の鳴門側からも出ています。
淡路島側のチケット売り場と乗り場は、道の駅福良の敷地内にあり、駐車場もそちらを利用します。大型車用の駐車場もあるためキャンピングトレーラーを牽引して行くことができます。
事前に、うずしお発生の期待度をホームページから確認し、大うずの時間を狙って予約しておくことをお勧めします。
大うずの時間帯は、うず発生率が高いため全く見られないということはありません。
- 大きい船のため波の揺れはあまり感じませんでしたが、その日の波の高さや体調によっては船酔いするかもしれません。心配な方は、酔い止め薬を飲みましょう。(船内での薬の販売なし・事前準備要)
- 海上は風が出ます。乗船時は、防寒着の持参もしくは着用をお勧めします。
- 船内からも窓越しにうずは見られるので天候を気にしなくてもいいです。
- 船内にはオムツ交換台があり、ベビーカーでも入船できます。
- 船内には売店はないが自動販売機はあり飲み物は購入できます。テーブルとイスはあるので持ち込み食は食べることができます。
一日中楽しめるファームパークイングランドの丘
イングランドの丘では、動物とのふれあいや農作物の収穫体験、アイスなどの手作り体験ができます。
また、芝生も広大でお弁当を持参してピクニックするなど一日中子どもたちと一緒に遊んで過ごすことができます。雨天の場合でも植物館や一部の動物は屋内で楽しむことができます。
駐車場も広いため、キャンピングトレーラーを牽引していても余裕で駐車することができます。
園内は広く2エリアに分かれています。歩いて行き来することもできます。
小さなお子様連れには無料のシャトルバスを使うことをお勧めします。ベビーカーを乗せられる座席もあるります。
園内の注意点としては以下の点です。
- 授乳室は園内に3か所、オムツ交換台11台あります
- ペットを連れて園内には入れません
- イチゴやトマトなどの収穫体験は事前予約できず当日先着順です
- パン作りは当日先着順です
- 7カ月から利用できるバギータイプのベビーカーを1台200円でレンタルできます
- 手作り弁当持ち込み可だが、コンビニ弁当などは不可
淡路島キャンピングトレーラー旅でのハプニング
明石海峡大橋の強風でキャンピングトレーラーがあおられる
トレーラーを牽引していると車体が大きくなります。また、キャンピングトレーラーの素材自体もアルミやFRPなどが使われており、いずれも車より軽量のため風の影響を受けやすくなります。
実際、トレーラーを牽引していて本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋で強風を受け、もう少しで隣の車線を走行する車と接触しそうになりました。強風時の橋はさえぎるものが何もないので、風の影響をすごく受けます。
そのため、ハンドルがとられそうになり車体がぐらついて隣を走行する車にあわや接触⁉という感じになり怖かったです。
強風時のトレーラーの運転時の注意点としては、
- 慌てない
- 急ブレーキをかけない
- アクセルを少し緩めハンドルで少しだけ修正する
- トレーラーの荷物は均等に積んでおく
が挙げられます。また、トレーラーの運転時の注意点について詳しく知りたい方は、こちらをお読みください。
神戸淡路鳴門自動車道の渋滞であわや追突
車で淡路島に行くには橋(高速道路)を通る方法しかありません。船に車を乗せたり、一般道から淡路島に行くことはできません。
したがって、本州側からも四国側からも淡路島に行くには高速道路に入り橋を渡る方法しかないのです。そのため、土日や休日は淡路島の高速道路で渋滞が発生しやすくなります。
また、キャンピングトレーラーは渋滞時に追突されるリスクが高い車両です。その理由として以下の点があります。
- 車両総重量が大きいため、停止するのに時間がかかる
- トレーラーの挙動をコントロールするのが難しい
私が行った時もちょうど連休で、たくさんの車の移動があり淡路島の高速道路で約20㎞の渋滞が発生していました。
高速道路を走っていると、急に前の車が渋滞のためハザードランプを点滅させました。しかし、普通車と違ってトレーラーを牽引しているとすぐには停まることはできないので前の車に追突しそうになりました。
そのため、追突を避けるために以下の点に注意しましょう。
- 十分に減速して、ゆっくりと運転する
- 前の車と十分な車間距離を保つ
- 急ハンドルや急ブレーキを避ける
- 停車する合図のハザードランプを早めに点滅させる
- トレーラーの整備を定期的に行う
キャンピングトレーラーの底の損傷
キャンピングトレーラーは車底が低いため、段差や急勾配になっている所では車底を擦りやすいです。実際、今回行った淡路島のキャンプ場「淡路島マンモス」に入る際、トレーラーの底を擦ってしまいました。
電話でもトレーラーが入れるかキャンプ場に確認したのですが、オートサイトに入る際にすごく苦労しました。
まず、チェック①で大駐車場に入るところに電柱と幅の制限があり、しかも、その出入り口は急勾配で高さ約30㎝ありました。
そのため、車体が電柱や杭に当たらないようハンドルを何回も切り返す必要がありました。
次にチェック②では、オートキャンプ場と大駐車場は隣接しているのですが、出入り口の部分以外は杭とロープが張られ制限されていました。
出入り口の幅はトレーラーの幅に少し余裕がある程度のギリギリサイズだったため、再びハンドルを何回も切り返さなくてはなりませんでした。
また、大駐車場といえども他の車が駐車していると転回するスペースはほとんどなく、他の車がいなくなってからの転回を余儀なくされました。
キャンプ場から出る時がさらに大変でした。オートキャンプ場の出入り口→大駐車場の出入り口→道路までがUカーブになっていて、電柱や杭に車体が当たらないか他のキャンパー4人にも注視してもらいながら運転しました。
横の接触ばかりを気にしていたため、チェック①の勾配差のところでトレーラーの底をズリズリっと擦って損傷させてしまいました。
キャンピングトレーラーの底を損傷させないために以下の点に注意しましょう。
- なるべく車底が高いトレーラーを選ぶ
- 段差や急勾配な所は避ける
- 他の人(複数)に確認してもらい運転する
- 運転技術を向上させる
淡路島一般道でスピード違反
トレーラーを牽引している時としていない時では、ハンドルの重みが異なります。そのため、アクセルを踏む力も多少異なってきます。
また、トレーラーを切り離して車を運転した時はアクセルの踏み具合が軽く感じられます。
実際、トレーラーを切り離した後もトレーラーを牽引している時と同じように車を運転していたのだと思います。
車で「たこせんべいの里」に向かっている時にパトカーに呼び止められてしまい、スピード違反で捕まってしまいました。
スピード違反にならないために以下の点に注意しましょう。
- 制限速度を守る
- 速度計をこまめにチェック
- 安全運転をこころがける
ママ一人だからこそキャンピングトレーラーがあって救われました
キャンピングトレーラーで温かく快適に過ごせる
初春で日中は温かくちょうどいい気温だったのですが、朝はすごく寒くてジャンバーがないと外にでられない寒さでした。
お隣のサイトの方はテントでキャンプをされていたのですが、朝食づくりに寒い外に出て、しかも幼い子をおんぶしながらされていたので大変そうでした。
トレーラーの暖房器具のおかげで、子どもたちも一緒に温かい環境で朝食づくりができました。
渋滞でもキャンピングトレーラーでゆっくり休憩
淡路島から帰宅中、高速道路の渋滞約20㎞に巻き込まれたので、途中のサービスエリアで渋滞が緩和されるまで休憩することにしました。
でも、皆考えることは一緒です。サービスエリアも混雑していました。
サービスエリアが混雑していても、トレーラーの中で食べたり足を伸ばして横になることができます。そのため、母ひとりでも、そんなに苦労しませんでした。
まとめ~淡路島でキャンピングトレーラーの明暗を知る
淡路島で初心者ママドライバーが一人で子どもを連れ、さらにキャンピングトレーラーを牽引して行ける遊び場や観光場所についてお伝えしました。
また、淡路島でのキャンピングトレーラー旅のハプニングと注意点、トレーラーがあって良かったことについてお伝えしました。
ママドライバー一人で子どもを連れ、キャンピングトレーラー旅するときはハプニングは避けたいものです。しかし、ハプニングはいつ起こるか分かりません。
そのため、ハプニングが起きることを想定したり、たとえハプニングが起きたとしても冷静に対応することで被害を最小限に食い止められます。
キャンピングトレーラーを引っ張って淡路島を訪れる際は、ハプニングに注意してお子様たちと楽しい思い出を作ってください。
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