MENU

キャンピングトレーラー帰宅後片付けと簡単な掃除の習慣化で快適かつ楽

帰宅してからキャンピングトレーラーの片付けと簡単な掃除をするだけで、次にキャンピングトレーラーを使用する時に快適かつ楽に使えます。

そこで、今回は我が家のキャンピングトレーラーを使用した後のキャンピングトレーラーお片付けと掃除についてご紹介いたします。

記事内で「キャンピングトレーラー」を「トレーラー」と省略して記載している場合あります。

目次

帰宅後、荷物降ろし&キャンピングトレーラー内の簡単な掃除で後が楽

帰宅したら、まず荷物を降ろし、それからトレーラー内の掃除をします。

1.荷物おろしは衣類や布団、飲食類のみ

帰宅したらまずは、荷物をおろします。降ろすものと降ろさないものを表にまとめてみました。

降ろすもの
降ろさないもの

・衣類

・布団、敷きパッド、枕カバー

・冷蔵庫の食材、飲み物

・BBQセット(炭含む)

・アウトドアチェア、テーブル

・常温の調味料

・食器、包丁、まな板、鍋、ケトル

・洗剤(食器、掃除用)

・ティッシュ、トイレットペーパー

・扇風機

・枕、クッション

布団は普段、使用しているものを持っていくようにしているため使用後に降ろします。

なぜそうしているかというと、トレーラーを使う頻度が少ないため布団をずっとトレーラー内に入れておくと、ほこりやダニの原因になるからです。

また、季節に合わせて布団を交換する手間が要りません。枕については季節によって交換する必要がないため、カバーだけはずしてそのまま置いておきます。

トレーラーに荷物をほとんど置いておくため、降ろすものは意外と少ないです。

2.キャンピングトレーラー内掃除~コードレス掃除機が便利

準備する掃除道具

  • 掃除機
  • ローラークリーナー
  • 除菌消臭スプレー
  • タオル、ぞうきん、ふきん(布・紙)
  • ラップ
  • ウェットティッシュ(手口用やおしりふき用)、お掃除シート
  • 各種洗剤(食器洗い用・トイレ用・お風呂用・重曹・クエン酸・クレンザー)
  • スプレーボトル
  • スポンジ、ブラシ
  • バケツ
  • ゴム手袋

    掃除機やローラークリーナーを使って、トレーラー内のフロアやソファー、ベッドを掃除します。トレーラー内の掃除をするときは電源を使わず、掃除がしやすいコードレスの掃除機がお勧めです。

    また、掃除機やローラークリーナーでほこりやゴミを取り除いた後は、ファブリーズなどの除菌消臭スプレーをソファーやじゅうたん、マットレス、枕、クッション、カーテンに吹きかけます。

    冷蔵庫内の水分をしっかり拭いてカビ抑制

    冷蔵庫内は水分があるとカビが発生しやすくなるため、しっかり水分を拭き取ります。また、冷蔵庫内に炭を置くことをお勧めします。

    理由は、

    • ニオイの消臭
    • 湿気の吸収
    • マイナスイオンの発生

      が期待できるからです。

      • 炭の種類は冷蔵庫用として販売されている脱臭炭を使用
      • 炭の置く位置は、冷蔵庫の下段奥や野菜室など湿気がこもりやすい場所に置くのが効果的

      ガスコンロやシンクなどはチェックアウト前に掃除

      ガスコンロやシンク、トイレ、シャワールームは、キャンプ場をチェックアウトする時の片付けで、掃除をし水分を拭き取っているため、帰宅してからは掃除はしません。

      また、トレーラーのボディーをホースやブラシを使って側面のみ水洗いします。

      ガスコンロ

      ガスコンロはナプキンで水拭きをします。ガスコンロを使って油料理をすることはほとんどないので、水拭きで十分です。

      五徳はなく、その代わりにステンレスの網があるので、それを水拭きします。

      水拭きにはウェットティッシュがお勧めです。私は赤ちゃん用の手・口ふき取り用ウェットティッシュやおしりふきを利用しています。

      でも、油汚れなどがある時は、重曹水(水100mlに重曹小さじ1杯)をスプレーし、ふきんや紙ナプキンを使って掃除をすると綺麗に汚れが落ちます。

      金属製のたわしやスポンジは、コンロの表面を傷つける可能性があるため使用しないようにしましょう。

      レンジ・オーブン

      コンロ掃除と同様、レンジやオーブンもウェットティッシュを使って掃除します。油汚れがある時は重曹水(水100mlに重曹小さじ1杯)をスプレーし、ふきんや紙ナプキンを使って掃除します。

      シンク

      シンクは、食器洗い用洗剤をスポンジにつけて、シンク全体を洗います。ごみ受けにたまった生ごみを捨て、ごみ受けを洗います。洗剤を水で洗い流し、最後に乾いたふきんで水分を拭き取ります。

      水垢汚れは、クエン酸水スプレー(水200mlにクエン酸小さじ1を溶かしたもの)をシンク全体に吹きかけます。スプレーした部分にラップをかぶせ、クエン酸となじませます。

      そのまま1~2時間程度放置し、ラップをはがしてスポンジでこすり落とします。クエン酸水を水で流し、最後に乾いたふきんで水分を拭き取ります。

      油汚れは、スポンジにクレンザーをつけてこすります。あとは、他と同様にクレンザーを水で流し、最後に乾いたふきんで水分を拭き取ります。

      トイレ

      トイレは、使用したら便器内はトイレ用洗剤とトイレ用ブラシを使って洗います。便座や床はトイレ用お掃除シートを使って拭きます。

      汚水は、RVパークやキャンプ場、道の駅などにある車中泊が可能な施設に設置されているダンプステーションを利用して処理しましょう。

      でも、私たちの場合は、トレーラーのトイレを利用することはほとんどありません。利用するときも、携帯トイレを便器内に広げることがほとんどのため便器内を掃除することは少ないです。

      携帯トイレ使用後は、使用済みの排泄物を専用袋に入れて密閉します。その後、専用袋をゴミ袋に入れて可燃ごみとして処理します。(※処理については各自治体の条例に従いましょう)

      シャワールーム

      お風呂用洗剤をスポンジにつけ壁や床をこすります。洗剤を水で洗い流し、排水溝にたまった髪の毛などを取り、排水溝も洗います。

      最後に、シャワールーム全体(シャワーカーテンも含む)を乾拭きし水気を取ります。シャワーカーテンはくっつかないように広げておきましょう。

      ボディー

      トレーラーのボディーをホースやブラシを使って側面のみ水洗いします。ブラシで洗うと尚更いいですが、ホースで水洗いだけでもいいです。

      なぜなら、FRPのボディーについた汚れを放置すると、汚れが固着して落としにくくなったり、汚れが酸化してFRPを劣化させる恐れがあるためです。

      キャンピングトレーラーの先端部(連結部)はカバーで劣化防止

      トレーラーの連結部(ボールヒッチカプラー)やタイヤは金属を使っているため、サビや劣化防止のためカバーで保護しましょう。

      また、タイヤの交換時期など詳しく知りたい方はこちらをお読みください。

      キャンピングトレーラー定期的なクリーニングで快適に過ごそう!

      キャンピングトレーラー自体の利用頻度が少ない場合、エアコンのフィルターや網戸、給水タンクのホース、車体は毎回どころでなくほったらかし状態になりがちです。

      しかし、それらの場所も毎回ではなくても年1回は掃除をすることで汚れが原因の損傷を防ぎ、かつ快適に過ごすことができるのでお勧めです。

      エアコンフィルター

      まず、エアコンの電源を切り、電源プラグを抜きます。次に、エアコンの外装カバーを開き、フィルターを取り外します。そして、フィルターの表面のほこりを掃除機で吸いとります。

      フィルターが水洗いできる場合は、中性洗剤を薄めた水で洗い流します。最後に、フィルターをよく乾かしてから、元に戻します。

      網戸

      キャンピングトレーラーの網戸は取り外しができません。また、子どもが雑に扱っただけですぐ壊れてしまうほど繊細です。そのため、網戸の掃除は慎重に行うようにしましょう。

      まず、網戸の表面のホコリを掃除機で吸い取ります。次に、網戸用クリーナーや重曹水をスプレーします。スポンジやブラシでこすって汚れを落とします。最後に水拭きをして、よく乾かしましょう。

      給水タンクのホース

      除菌液を作るために、給水タンクに水3800mlと哺乳瓶消毒液ミルトン200mlを入れ次亜塩素酸濃度が0.05%になるように希釈します。製品によって希釈量が異なりますので注意しましょう。

      タンク内にホースを入れ、蛇口から水が出てくることを確認しホース内に除菌液が入っている状態で1~2時間放置します。

      1~2時間後、タンク内の除菌液がなくなるまで蛇口から除菌液を出します。その後、水をタンクに入れ、蛇口から水を1~2分出しホース内を洗い流し完了です。

      洗車は夏場を避け、曇りの日がお勧め

      トレーラーを洗うときは、夏の暑い日や風が強い日を避け、日差しが強くない曇りの日で気温25度以下が望ましいです。

      理由としては、

      • 気温が高いと水がすぐに乾いて水じみの原因になるから
      • 日差しが強いと、ワックスやコーティング剤が紫外線で劣化するから
      • 風で砂やホコリが車に付着してしまうから

      です。

      洗車用具

      • ホース
      • バケツ
      • カーシャンプー
      • ゴム手袋
      • ロングポールスポンジ
      • タオル
      • 脚立
      • 虫取り用クリーナー(必要時)
      • 水垢取りクリーナー(必要時)
      • コーティングまたはワックス(必要時)

      一般的な手順

      1. トレーラーを洗う場所に移動します。
      2. ホースでトレーラー全体を濡らし、表面についてホコリや汚れを洗い流します。
      3. 必要に応じて虫取り用クリーナーで虫の死骸を落とします。
      4. カーシャンプーをスポンジにつけて、トレーラーを洗います。
      5. 水で洗い流します。
      6. 必要に応じて水垢取りクリーナーで水垢を落とします。
      7. 水で洗い流します。
      8. 必要に応じてコーティング剤を塗布します。
      9. 水で洗い流します。
      10. タオルで拭き上げます。
      11. 必要に応じてワックスを塗ります。

      洗車前

      洗車後

      キャンピングトレーラー高圧洗浄機は使わない!

      高圧洗浄機とは、高圧の水を噴射して汚れを落とす機械

      高圧洗浄機は水道水をモーターで加圧して、ノズルから噴射します。洗車や外壁、玄関掃除によく使われます。

      高圧洗浄機をトレーラーに噴射してしまうと、トレーラーのステッカーが剥がれる恐れがあるなど破損の原因になりますので使用しないようにしましょう。

      FRP用クリーナー&ワックスで簡単きれいに!

      一般的な手順をみると、シャンプーやクリーナーをつけては洗っての繰り返しでうんざりします。実際、この作業をして本当に疲れました。

      しかし、マリーナのスタッフからの紹介で「3M クリーナー&ワックス」を使用するようになってからは、これだけで洗車を済ませられるので楽かつ綺麗に洗えるようになりました。

      ステッカー部分やトレーラー本体をコーティングしている場合は剥がれる恐れがあるので使わない方がいいでしょう。

      3M クリーナー&ワックスの手順

      1. 一般的な手順1・2後、汚れに応じてバケツに原液~水5:クリーナー1の割合で希釈します。
      2. スポンジを使って希釈液で洗っていきます。
      3. その後、水でしっかり洗い流します。
      4. タオルで拭き上げます。

      これ1本でバーコード汚れもすっきり綺麗になりピカピカの仕上がりになります。

      コンパウンドについて

      3M クリーナー&ワックス」はコンパウンド入りです。

      コンパウンドとは、車の傷消しに使われる研磨剤のこと

      コンパウンドで車の傷や汚れ部分を磨くと、研磨の力で目立たなくできます。

      傷や汚れの程度によって、コンパウンドの種類や磨く回数を調整する必要があります。

      種類は、粗目・中目・細目・超微粒子まであります。粗目にいくほど、深い傷や汚れを落とすのに適しています。また、磨く回数が多いほど、深い傷や汚れを落とすのに効果的です。

      コンパウンドを使用する際の注意点として、

      • 車の塗装を傷つける可能性がありますので、できるだけ細かいコンパウンドから使用し、磨く回数も少ない回数からしましょう。
      • 希釈できるものは、できるだけ希釈してから使用し、それでも汚れが落ちなければ、希釈の濃度を上げて使いましょう。
      • ゴム手袋をつけてから、スポンジやクロスを使って適量を取るようにしましょう。
      • 力を入れすぎないようにしましょう。
      • 水でしっかり洗い流しましょう。

      まとめ~キャンピングトレーラー使用時と定期的な掃除で綺麗に長持ち!

      帰宅後の荷物降ろしとキャンピングトレーラーの掃除について説明いたしました。

      毎回、荷物を降ろすものとして、

      • 衣類
      • 布団、敷きパッド、枕カバー
      • 冷蔵庫の食材、飲み物

      また、毎回使用する時に掃除する場所として

      • 床やソファー、ベッド
      • 冷蔵庫
      • ガスコンロ
      • レンジ・オーブン
      • シンク
      • トイレ
      • シャワールーム

      最後に、毎回でなく定期的に掃除したい場所として、

      • エアコンフィルター
      • 網戸
      • 給水タンクのホース
      • ボディー

      でした。また、使用する洗剤によって汚れの落ち具合も異なり、掃除の時間短縮につながることも分かりました。

      トレーラーの掃除は大変ですが、長く綺麗に使うためには大切なことです。皆さまの愛車を綺麗に保つために参考にしていただければと思います。

      よかったらシェアしてね!
      • URLをコピーしました!
      • URLをコピーしました!

      コメント

      コメントする

      CAPTCHA


      日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

      目次