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青山真二不適切行為にアルハラ!「新入社員歓迎会で」

2025年4月7日、ホンダの副社長であり取締役でもあった青山真二氏が突然辞任を表明しました。この背景には、業務時間外の懇親会での不適切な行為が関係しています。

この不適切な行為について、セクハラやパワハラでなく「アルコールハラスメント(アルハラ)」ではないかといわれています。

青山真二辞任でホンダの対応が「フジテレビと酷似」

目次

青山真二の不適切行為はアルハラか

青山真二氏の不適切行為の内容については公表されていませんが、ネットでは「セクハラ」「パワハラ」といった声が多い一方「アルハラ」ではないかともいわれています。

厚生労働省が2024年5月17日に公表した「職場のハラスメントに関する実態調査」の報告書によると、過去3年間の各種ハラスメントの相談件数が高い順にパワハラ(64.2%)、セクハラ(39.5%)、顧客等からの著しい迷惑行為(27.9%)、妊娠・出産・育児休業等ハラスメント(10.2%)、介護休業等ハラスメント(3.9%)、就活等セクハラ(0.7%)になっています。

また、厚生労働科学研究樋口らが発表した2003年不適切な飲酒者の割合や推計数を見ると、上位にアルハラ被害者31.3%、アルハラ被害者(生き方・考え方に影響)12.7%とありアルハラ被害者の推計数が計4040万人になっています。

このことからも、青山真二氏の不適切行為の内容はセクハラやパワハラだけでなくアルハラだともいえます。

青山真二不適切な行為をした時期は新入社員歓迎会か

青山真二氏が不適切な行為をした時期について明らかになっていませんが、ホンダが4月7日、青山真二副社長(61)が同日付で辞任したと発表していました。

ネットでは「4月の新入社員歓迎会で早速やらかしたのか」といわれています。

そのため、4月7日までに警察から連絡があり調査期間を経て今回の発表に至っていることから新入社員歓迎会であったとも考えられます。

セクハラやパワハラ、アルハラは懇親会など非公式な場で発生しやすい問題でしょう。わたしも新入社員歓迎会で上司から体を触られたりするなど嫌な思いを経験したことがあります。

歓迎会という場であり、さらにお酒が入っている状況では、上司に対して冷たくあしらったり、不快な態度を示すことが難しいと感じるのは自然なことです。

そのため、今回の被害女性が警察を通じて問題を訴えた判断は非常に賢明であり、適切な対応だったと思います。

青山真二辞任でホンダの対応が「フジテレビと酷似」

青山真二の問題に対するホンダの対応

ホンダはこの事態を非常に遺憾とし、「経営陣が人権尊重やコンプライアンス遵守を率先垂範すべき立場であるにもかかわらず、このような問題が発生したことは深く反省している」とコメントしました。

また、三部敏宏社長は監督責任として月額報酬の20%を2か月間自主返上することを発表しています。

懇親会という非公式な場であっても、企業トップとしての責任ある行動が求められることは言うまでもありません。今後、ホンダがどのように信頼回復へ向けて取り組むか注目されます。

青山真二の経歴「ホンダの成長と変革と共に」

青山真二氏は、1963年12月25日生まれのホンダの元副社長です。青山氏のキャリアは、ホンダの成長と変革の歴史と密接に結びついています。

初期キャリア

1986年4月にホンダに入社した青山は、入社後の詳細な経歴は不明ですが、二輪車部門で経験を積んだと考えられます。

インドでの活躍

2007年6月、青山の経歴における重要な転機が訪れます。ホンダのインド現地法人「ホンダモーターサイクル&スクーターインディア(HMSI)」の取締役社長に就任しました。

この時期、インドの二輪車市場は急成長しており、特に中間層の台頭によりスクーター需要が拡大していました。青山は経営トップとして販売戦略、製造、品質管理など幅広い分野に関与し、ホンダブランドをインド市場に確固たるものとして確立しました。

執行役員への昇進と日本での要職

2012年4月、青山は執行役員に昇進します。翌2013年4月には二輪事業本部長に就任し、同年6月には取締役執行役員となりました。

この期間、青山はホンダの二輪車事業全体を統括する立場となり、グローバルな視点で事業戦略を立案・実行しました。

アジア・大洋州での指揮

2017年4月、青山はアジア・大洋州本部長に就任。同時にアジアホンダモーターカンパニー・リミテッド取締役社長も務めました。この役職で、青山はアジア太平洋地域におけるホンダの事業戦略を指揮し、成長市場での競争力強化に貢献しました。

北米での重要な役割

2018年4月、青山氏は常務執行役員に昇進し、北米地域本部副本部長に就任。同時にホンダノースアメリカ・インコーポレーテッドとアメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッドの取締役上級副社長兼最高執行責任者となりました。

2018年11月には両社の取締役社長兼最高執行責任者に就任し、2019年4月からは北米地域本部長、ホンダノースアメリカ・インコーポレーテッドとアメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッドの取締役社長兼最高経営責任者を務めました。

この期間、青山氏は北米市場でのホンダの戦略を主導し、特に電気自動車(EV)戦略の推進や環境対応車の強化に尽力しました。

電動化戦略の推進

2021年7月、青山氏は電動化担当に就任。この役割は、ホンダの将来戦略において極めて重要なものでした。自動車業界全体が電動化にシフトする中、青山氏はホンダの電動化戦略を主導し、二輪車、自動車、パワープロダクツなど、ホンダの全事業領域における電動化の推進に取り組みました。

副社長就任と最終役職

2022年4月、青山氏は執行役専務に昇進し、事業開発本部長とコーポレートブランドオフィサーを兼任。同年6月には四輪事業本部長と取締役執行役専務に就任しました。

2023年4月、青山氏は取締役代表執行役副社長に就任。最高執行責任者(COO)、報酬委員、リスクマネジメントオフィサー、渉外担当を務めました。

この役職で、青山氏はホンダの経営戦略全般に深く関与し、特に電動化やリスク管理、対外関係の強化に力を注ぎました。

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