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早稲田マークシート問題があった教授の名前特定!「理学博士だった」

早稲田大学マークシート問題で教授が行った採点、評価をめぐって、大きな話題となっています。

早大マークシートを採点、評価した教授が誰なのか、名前、学部など詳細を見ていきましょう。

目次

早稲田マークシートの教授の名前

早稲田大学マークシートの採点評価した教授が誰なのか、名前や学部を見てみましょう。

報道によると、

早稲田大学で行われたマークシート方式の期末試験で、解答できないときに勘で記入することを不正とみなして単位を落とす措置が取られたとして、こうしたことはおかしいのではないかと、X上で問題提起があった。

政治経済学部の教授がこの措置を導入し、不正と認定されて単位が取れなかった学生が多数いたという。

引用:JCASTニュース

教授は早稲田大学政治経済学部の教授であることが分かります。早稲田大学政治経済学部のホームページを見ると、政治経済学部の教授は74人いました。

X上でこの評価方法は全学部でかという質問に対し、「早稲田政経の線形代数の教授独断の評価基準らしい」と回答しているものがありました。

このマークシートの評価をした教授は、早稲田大学政経学部の『線形代数』の教授であることが分かります。線形代数の分野は『統計学・計量経済学』であるため研究領域を指定して検索すると教授は8人になります。

8名の教授は以下のとおりです。

  • 有村俊英(ありむら としひで)教授
  • 井上淳(いのうえ きよし)教授
  • 近藤康之(こんどう やすし)教授
  • 多湖淳(たご あつし)教授
  • 野口晴子(のぐち はるこ)教授
  • 星野匡郎(ほしの ただお)教授
  • 西郷 浩(さいごう ひろし)教授
  • 山本鉄平(やまもと てっぺい)教授

ここから、ひとりずつ見ていくと線形代数の教授が分かります。

または、早大のシラバス検索すると、政治経済学部の「線形代数」の担当教員はひとりで、同一の教員が複数科目を担当していました。

早大HPより

当該教授は、他学部他研究科なども兼任されていました。

  • 理工学術院   大学院基幹理工学研究科

  • 政治経済学術院   大学院政治学研究科

  • 社会科学総合学術院   社会科学部

  • 政治経済学術院   大学院経済学研究科

また、教授の専門分野は『数理統計学』で、学位は『博士(理学)早稲田大学』となっていました。また、この教授の研究分野は統計科学で、数々の研究や論文を発表されていました。

早稲田マークシート期末試験に関する教授が出した注意事項とは

早稲田大学の政治経済学部の当該教授による期末試験に関する注意事項とは一体どんなものだったのでしょう。X上で教授が出した注意事項について書かれていました。

【注意11】「不自然な解答をしていると教員が判断した答案」は答案全体を無効とする

8月31日付の期末試験に従わなかった学生への措置と題した当該教授の見解は以下のとおりです。

この注意事項に無視した答案については、一律0点(期末試験の得点を一律0点)と設定しました。(不自然な答案に基づく点数も含めて合計50点以上の点数になりそうな方についても、例外なく0点と設定しました。)

「上記のような注意事項は聞いていない、見ていない」という主張する方もいるかもしれません。しかしながら、上記のような【注意11】が事前に与えられていなかったとしても、そもそも「マークシート用紙に不自然な解答を記入すること自体」が不正行為です。

なぜなら、不自然な解答がたまたま正当に一致してしまった場合、不正に点数を得ることになるからです。問題を解いて、解答を導けなかった場合、それに該当する解答欄を空欄にするのが当然です。

「どれかの番号をマークしておけば当たるかもしれないと考えて、不自然なマークをすること」は、「期末テストの点数を詐取しようとする不正行為」であり、「解けなかった問題の解答欄を(正直に)空欄にしておいた学生よりも良い成績を得ようと企てる不正行為」でもあります。

マークシート形式を悪用したこのような行為を、教員は容認しません。

  • 期末試験でかなりの手応えがあったのに、不可(F)になった。
  • 期末試験で少なくとも、2,3点取れば単位が取れそうだったのに、不可(F)になった

上記のような方の中には、期末試験の点数を0点に設定された方がたくさん含まれています。解けなかった問題の解答欄を空欄のままにしておけば、単位が取得できたであろう方はたくさんいました。大変残念です。

そして、Xで掲載されている実際の成績評価分布を見ると、F(不可)とH(成績保留)で103人(33%)になっており、3人に1人はF(不可)かH(成績保留)となっていることが分かります。

確かに、3人に1人が不可や成績保留になっているのは異様です。

早稲田大学政治経済学部の対応

試験の成績を見た学生たちから不満や疑問が多数あったためか、早大政経学部では「成績評価に関する質問について」、確固たる根拠をもって問い合わせを受け付けていました。

早大HPより

当該教授によるマークシート採点評価に関する問題が大きくなったことを受け、早大は報道陣の取材に以下のとおり返答しました。

早大の広報課は、「今回の対応については問題があったと認識しております」と取材に説明し、「教授には厳重に注意を行い、客観的な基準にもとづく成績の再評価を指示しました」と明らかにした。

@JCASTニュース

X上でも当科目における期末試験の採点が見直され、マーク通りに採点されること、成績変更がある場合は個別連絡する旨が掲載されていました。

Xより

過去に早稲田スマートグラスによる入試不正

2024年2月16日の早大創造理工学部の一般入試、化学の試験中に問題用紙を撮影してSNSで流出させたとして、受験した都内の無職少年(18)が偽計業務妨害容疑で書類送検されています。

少年はメガネのように装着するカメラ機能付きの機器「スマートグラス」で問題を撮影し、画像をXで流出させて解答を求めたていました。

少年は他の科目でも、同様に問題を流出させて解答を得るカンニング行為をしていたということです。不正に気付いた人が早大に連絡し事件が発覚していました。

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