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中島咲彩志徳中学校の3年生だった!「プログラミングが得意」北九州マック死傷事件

北九州のマクドナルドでナイフで刺されて中学3年生の中島咲彩さんが亡くなりました。そこで、中島咲彩さんの中学はどこで、咲彩さんはどんな子だったのでしょう。

目次

中島咲彩さんは志徳中3年生

中島咲彩さん

被害にあった中島咲彩さんは北九州市立の中学3年生です。

北九州市小倉南区のファストフード店で14日夜、中学生の男女2人が男性に刺され、女子生徒が死亡した事件で、福岡県警は15日、死亡したのは同区志井6の市立中3年、中島咲彩(さあや)さん(15)と発表した。

毎日新聞

中島さあやさんの住所は北九州市小倉南区志井6丁目と報道されており、学区から中島さんの通っていた中学校は北九州市立志徳中学校になります。

志徳中学校のホームページの学校長あいさつから志徳中の沿革は以下のとおりです。

  • 志徳中学校は昭和45年、生徒数が急増した企救中から分校して創立された
  • かつては生徒数が1500人を超える九州一のマンモス校だったが、二度にわたる分離開校(広徳中、守恒中)で、生徒数もその当時の3分の1程度になった
  • 「志徳」とは、小倉南区にある「志井」と「徳力」の二地区の地名に由来、令和元年に50周年を迎えた

    志徳中学校は分校から創立され令和元年に50周年を迎えた歴史のある学校であることが分かります。

    また、令和6年度の志徳中のクラス数や生徒数は以下のとおりです。

    • 1学年6クラス(190人)
    • 2学年5クラス(192人)
    • 3学年5クラス(183人)
    • 特別支援学級4クラス(16人)

    志徳中学校の全生徒数581人、全クラス20になります。

    学校HPより

    事件のあった北九州市小倉南区徳力1丁目のマクドナルド322徳力店から志徳中学校の距離は約1㎞、徒歩約20分になります。

    中島咲彩さんと同級生男子生徒は塾の帰りにマックに立ち寄っていた

    被害にあった中学生3年生の中島咲彩さんと男子生徒ふたりは同じ中学校に通う同級生でした。事件のあった日は14日土曜日で学校はお休みで、二人は塾からの帰りにマックに立ち寄っていました。

    2人は地元の中学校の同級生で、塾の帰りに店に立ち寄ったとみられ、荷物には勉強道具が入っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。

    NHK

    中島咲彩さんと同級生の男子生徒は夜遅くまで塾で勉強し、小腹が空いたためマックに行ったのでしょうか。

    事件のあったマクドナルド322徳力店の近辺には塾が点在していました。

    中島咲彩さんが通っていた塾は「九大進学ゼミか」

    中島咲彩さんと男子中学生がどこの塾に通っていたかは明らかになっていませんが、自転車や徒歩で行ける範囲に塾がたくさんあることが分かります。

    咲彩さんは成績優秀といわれており、九大進学ゼミに通い、高校も進学校を目指し、大学は九州大学を狙っていたかもしれません。

    九大進学ゼミのホームページの2024年合格実績「北九州地区」を見ると最難関高校の合格実績がありました。

    • 小倉15名(偏差値68)
    • 戸畑10名(普通科偏差値64)
    • 小倉西20名(偏差値60)
    • 小倉東20名(偏差値56)
    • 小倉南42名(偏差値54~55) など

    中島咲彩さんは中学3年生で高校入試を控え、休日も塾に通うなど志望校合格に向け、熱心に勉強していたことがうかがえます。

    小学生の卒業文集では、「薬剤師になりたい」とつつづっていたといい、薬剤師になる夢に向けて頑張って勉強していたにちがいありません。

    中島咲彩さんは明るく成績優秀!「プログラミングが得意」

    中島咲彩さんを知る同級生の親や近所の方が以下のとおりコメントしています。

    中島さんの近所に住む男子高校生(17)は「明るくて活発な印象。成績優秀と聞いた」と話し、沈痛な面持ちを見せた。

    現場近くに住む自営業の男性(51)は「親御さんがかわいそうだ」と暗い表情を浮かべた。

    中島さんと同級生の子の母親は「娘もショックを受けている」と声を震わせた。

    産経新聞

    中島咲彩さんは明るくて活発、成績も優秀な子だったということが分かります。また、5ちゃんねるでは「頭いいエリート。将来スカイネットを作るかも」といったコメントがあります。

    中島さんは優秀といわれており、プログラミングも得意だったかもしれません。中島咲彩さんの中学校生活など詳しいことが分かりしだい追記します。

    中島咲彩は中学校では陸上部、小学校ではバトミントン部に所属

    中島咲彩さんは陸上部に所属していました。2022年5月に行われた第65回九州実業団陸上競技選手権大会・第11回四種競技チャレンジ記録会での記録が残っていました。

    中島咲彩さんは中学女子 1年100m 予選に出場していました。中島さんは短距離選手だったということが分かります。

    そして、小学校ではバドミントン部に所属していたといいます。

    背が高くて足が速く、小学校ではバドミントン部、中学では陸上部に所属。中学の友人らは、グラウンドで練習に励む姿を目にしていた。

    北國新聞

    中島さんは体を動かすことが好きな活発な女の子だったことが分かります。

    中島咲彩さんの同級生が咲彩さんについて以下のとおり言っています。

    • 明るくて、みんなのムードメーカーだった
    • みんなに分け隔てなく優しくしてくれる子だった
    • いつもにこにこしていて柔らかな雰囲気のある子

    同級生から見た中島咲彩さんは明るくて優しくて誰からも好かれるタイプの子だったといえます。

    北九州市立の全ての学校での部活動や学校行事を中止

    男が逃走していることから、北九州市教育委員会は15日、市立学校の部活動や学校行事をすべて中止するなどの対応をしています。

    北九州市教育委員会の対応
    • 事件が起きた14日夜から対応を開始。15日朝、学校を通じ連絡用アプリで部活動などの中止を保護者に伝えるとともに「不要不急の外出は避ける」「子どもだけで外出しない」などの呼びかけ
    • 死傷した生徒が通う中学校には支援のための職員を派遣
    • 16日市内の学校などで4100人あまりが事件の不安等を理由に登校を控えたが、欠席扱いにはせず、要望に応じてスクールカウンセラーを派遣し、児童・生徒の心のケアにあたる方針
    中止になった学校行事
    • 北九州市戸畑区主催の小中学生向けイベント
    • 北九州市立高校の入試体験会など

    市教委のコメントは以下のとおりです。

    亡くなられた生徒さんのご冥福をお祈りするとともに、負傷された生徒さんの一日も早い回復を願っています。

    このような形でかけがえのない子どもの命が失われてしまったことは大変残念でなりません。子どもたちの安全・安心と心のケアに全力を尽くしてまいります

    市教委は事件直後から子どもの安心安全を考え、早急に対応していました。

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