NHK党の立花孝志氏が新政党「真実正義党」結成を表明しました。そこで、立花氏が立ち上げようとしている新政党「真実正義党」とは何かを見てみましょう。
立花孝志が立ち上げる新政党「真実正義党」
立花孝志が立ち上げる新政党「真実正義党」とはどんな政党なんでしょうか。「真実正義党」は、地域政党で既存の政治体制やメディアの腐敗を批判し、真実と正義を掲げることを目的としています。
今回の知事選挙戦終盤で兵庫県内22の市長が元尼崎市長、稲村和美氏(52)を支援しました。しかし、22人の市長たちの支援むなしく斉藤元彦氏が当選確実、再選となりました。
そして、NHKから国民を守る党の立花孝志党首は、ニコニコニュースの開票特番に生出演し、その際、斎藤氏に反発する形で稲村氏支援を表明した県内22人の市長に対し、以下のとおり発言していました。
立花氏は「県下の首長を少なくとも入れ替えていかないと。22の市長さんはそれ覚悟でやったわけですから。
斎藤では俺は仕事できない、って言ったわけですから。その理由がまた明確じゃないから、ただ混乱させただけ」と、痛烈に批判した。
ニコニコニュース
立花氏は稲村氏支持を表明した県内22人の市長に対し、明確な理由がなく斎藤氏とは仕事ができないと言ったわけだから、交代した方がいいと言っています。そして、
立花氏は兵庫で地域政党「真実正義党」を結成し、稲村氏を支援した市長の次期選挙で対抗馬を立て「入れ替えていかないと」などと語った。
ニコニコニュース
ニコニコニュースの中で立花孝志氏は知事選で「反斎藤」の立場を鮮明にした県内22市長に対し、それぞれの次期首長選で対抗馬を擁立するとも表明しました。
ゆえに、立花氏は新政党「真実正義党」を結成し県内22市長の時期首長選で対抗馬を擁立するのでしょう。
立花孝志は南あわじ市長選出馬意向を表明
NHK党党首の立花孝志氏(57)は11月18日、自身のユーチューブ番組で来年1月の兵庫県南あわじ市長選(19日告示、26日投開票)に出馬する意向を表明しました。
まずは、2か月後の南あわじ市 来年1月
南あわじ市議会議員とかで、南あわじ市長選挙に立候補したい方を募集します。 https://t.co/2Biym7t5aL— 立花孝志【NHK党党首】 元国会議員 真実を発信する正義の人 (@tachibanat) November 17, 2024
自身のYouTubeで立花氏が南あわじ市に対抗馬を擁立する理由として、幼少期に淡路島で長い時間を過ごしたことを挙げていました。
南あわじ市長選にはこれまで、守本氏が3選を目指して立候補する意向を表明しています。
- 名前:守本 憲弘(もりもとかずひろ)
- 生年月日:1961年1月21日(2024年11月現在63歳)
- 2017年:無投票で初当選
- 2021年:無投票で再選
立花孝志は南あわじ市長選挙に出馬するかも
11月23日24日に配信した番組で南あわじ市長選挙に出馬し、当選したら本気で市長をやると宣言していましたが、配信後すぐに前言撤回し、南あわじ市長選挙に出馬しないことを表明しました。
その後、故郷の泉大津市長選に出馬しましたが、落選すれば南あわじ市長選に出るといっています。
22市長の次期首長選予定日
稲村和美氏を支援した県内22市長の任期満了日は以下のとおりです。
- 丹波市 令和6年12月4日(選挙日令和6年11月17日)
- 南あわじ市 令和7年2月12日
- 宝塚市 令和7年4月18日
- 伊丹市 令和7年4月23日
- 朝来市 令和7年5月7日
- 淡路市 令和7年5月7日
- 宍粟市 令和7年5月14日
- 三木市 令和7年7月1日
- たつの市 令和7年11月12日
- 洲本市 令和8年3月18日
- 西宮市 令和8年4月14日
- 加東市 令和8年4月29日
- 加古川市 令和8年7月8日
- 川西市 令和8年10月27日
- 尼崎市 令和8年12月1日
- 赤穂市 令和9年1月26日
- 小野市 令和9年2月6日
- 丹波篠山市 令和9年2月24日
- 姫路市 令和9年4月29日
- 加西市 令和9年6月16日
- 高砂市 令和10年4月12日
- 相生市 令和10年6月13日
丹波市長選は県知事選と同じ日に実施され、林時彦氏が2回目の当選をしていました。
- 林 時彦(はやしときひこ)
- 生年月日:1954年5月3日(2024年11月現在70歳)
- 2020年:初当選
林氏は全市民へ5万円給付の公約は注目を集め、当選を果たしましたが、2021年1月5日、「コロナ第3波が来て状況が変わった。今後の対策のためにも財源を確保しておく必要がある」として、「全市民5万円給付」を「商品券2万円」に変更し話題となっていました。
立花氏は2025年の南あわじ市から始まり他21市長選時に対抗馬を擁立させるのでしょうか。
【朗報】N党立花氏が『真実正義党(仮称)』として、斉藤知事に宣戦布告した『あの22の市町村長』に刺客を出すことを兵庫県知事選挙最終日に表明‼️当然、相生市長選も・・ワクワクしますね。誰を出すのか楽しみだ!! pic.twitter.com/ukXQFiAuSE
— イーストアウト情報局 (@FsjdcSqlf0Yc3Zm) November 17, 2024
立花孝志氏は知事選時の演説で22市長に対して対抗馬を出すと明言していました。その中で、「喧嘩売られたから買いますからね」と言い、途中エへへへと笑いながら22の次期市長選に向けてやる気満々でした。
立花孝志は知事選立候補も斎藤氏支援
NHK党の立花孝志は兵庫県知事選に立候補していましたが、斉藤氏を応援する演説をしていました。
兵庫県知事選挙もうすぐなんやけど、加古川駅に立花孝志さんが街頭演説来ていてとてつもない人。
自身のアピールではなく、元斎藤知事の潔白と実行力を支持するっていう前代未聞の街頭演説。
皆、本当のことを知って日々の生活を良くしたいって人ばかりなんだろうな。選挙続きですが皆投票行こね◎ pic.twitter.com/IBPV9Xk9yg
— 雨情(Gring glo.) (@raindropsspoon) November 12, 2024
斎藤元彦氏は立花氏との連携を否定
斎藤氏が当選後のインタビューで立花氏との連携や立花氏のSNS投稿について聞かれ、以下のとおり答えていました。
(Q:斎藤さんが演説をされた後に、NHK党の立花さんがやってきて、演説をするパターンが何度か見られた。連携していたのか?)
【斎藤元彦さん】「全くないです。立花さん自体も全く存じ上げてなくて、討論会で一度ご挨拶をさせていただいただけでした。自分は自分のやるべき街頭活動とか、駅立ちをさせていただいたというだけです」
(Q:立花さんはSNS上でも斎藤さんのことを応援していた。立花さんの支持者も投稿しているように見受けられたが、投稿は目にしたか?)
【斎藤元彦さん】「正直、私は自分の選挙で毎日必死でしたので、そういった投稿を見る余裕はなかったですね」
斎藤氏は立花孝志氏との連携を否定し、立花氏のSNS投稿についても見ていないと言っていました。
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