東京都国立市のJR南武線の踏切で47歳の男性が列車と衝突し、亡くなりました。男性には知的障がいがあり、社会福祉施設に入所していたことが明らかになっています。
47歳の知的障害のある男性が入所していた施設が明らかになりました。
47歳知的障害の男性が入所していた施設
電車と衝突した47歳の知的障害のある男性が入所していた施設について、「社会福祉施設」とだけ分かっていて、施設名は明らかになっていません。
東京都国立市にある知的障害者が利用できる社会福祉施設は以下のとおりです。
所在地: 東京都国立市中1-13-48
利用定員: 6名
サービス内容: 知的障害者が地域で自立した生活を送れるよう、生活の場を提供し、日常生活等の介護・支援を行っています。
所在地: 東京都国立市泉3丁目30番地5
サービス内容: 障害者支援施設(施設入所支援[総合支援法])で、知的障害者も対象です。
所在地: 国立市富士見台2-1-32
利用対象者: 知的障害者
定員: 35名
サービス内容: 知的障害者の社会参加と自立を助長し、福祉の増進に寄与します。
これらの施設のうちは、知的障害者の自立支援や生活介護を目的としています。また、47歳の知的障害のある男性は「入所していた」ということなので、入所できる施設は下記の2施設になります。
- 夢オハナ
- わかばの家
そのため、被害にあった47歳男性はどちらかの施設に入所していたのでしょう。詳しいことが分かりしだい掲載します。
47歳知的障害に付き添っていた職員は誰?
47歳の知的障害の男性は入所する施設の職員に連れられて列車の見学をしていました。同行していた職員についての名前や年齢、職種については明らかになっていません。
しかし、知的障害者が入所できる社会福祉施設に関わる職種には主に以下があります。
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利用者の日常生活上の健康管理や療養上の指導を行います。
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利用者の心身の状況を把握し、日常生活上の健康管理や服薬、医療的処置を行います。
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利用者の基本的な動作能力の回復や維持、および障害の進行の予防、自立した日常生活を送ることができるよう支援します。
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利用者の意向や心身の状況に応じて、適切に日常生活上の支援や身体機能・生活能力の向上に向けた支援を行い、創作・生産活動に関わります。
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利用者の食生活に関する栄養指導や献立の作成、食材の発注、食事指導など集団の栄養・食事の管理指導を行います。
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事業所に必要な庶務や、障害福祉サービス報酬の請求等、経理業務を行います。
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個別支援計画に則り、利用者一人ひとりに適切なサービスが提供されるように管理監督しています。
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身体機能の向上や日常生活能力の支援を行います
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日常生活が困難な人に入浴や食事などの介護を行う。
関係機関との連携・調整を図りながら、日常生活が困難な人や家族を支援する。
高齢者や障害を持つ人の外出をサポートする職種で、視覚障害、全身性障害、知的障害、精神障害を持つ人々の移動や外出を支援します。
以上の職種や業務内容を考えると、47歳の知的障害者と一緒に外出していたのはガイドヘルパーでしょう。
事故当時、同行していた施設職員は車から降りていなかったことがわかっています。そこで、職員について以下のコメントがあります。
- 職員は車でスマホポチポチで飽きるまで放置で楽してた
- 職員さん一服してた
- いつもやってたから気にもせず外に出したんだろう
私も障害者施設で働いていたことあって、大変さは分かるけど、ちょっと目を離した隙に危険なことしていることがあるからね。
車から降りて一緒に電車鑑賞するべきで、ましてや、車内でスマホポチポチ、一服してたなんて言語道断です。
東京都国立市の47歳知的障害男性の事故概要
東京国立市で起きた47歳男性の事故についての概要は以下の通りです。
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: JR南武線の矢川駅と谷保駅の間にある踏切で、3月8日午後3時ごろに発生
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: 知的障がいを持つ47歳の男性ともう1人の入所者が車から降りて踏切内に入ったところ、警報機が鳴り、別の入所者は踏切の外に出ましたが、男性はその場にとどまり、列車と衝突しました。
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: 全身を強く打ち、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
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: 施設職員は車から降りていませんでした。警視庁が当時の状況について詳しく調査しています。
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