鹿児島県警本部捜査2課の安部裕行(あべひろゆき)課長の経歴、学歴が明らかになりました。
安部裕行の警察庁経歴「キャリア官僚」
安部ひろゆき警視の警察庁での経歴、キャリアは以下のとおりです。
安部裕行警視は、警察庁のキャリア官僚として2018年に警察庁に入庁しました。2023年8月、安部警視は警察庁から鹿児島県警に出向し、捜査2課長に就任しました。当時、安部裕行警視は27歳でした。
この出向は、警察庁の人事異動の一環として行われ、あべ警視は警察庁長官官房人事課付から鹿児島県警捜査2課長に異動しました。
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警察庁( 鹿児島県警) 2023年8月7日付
あべひろゆき警視は鹿児島県知事選挙違反の取締本部を県警本部に設置する際の看板を設置したり、会議で発言するなど重要なポストにいました。
安部警視は若くして重要な役職に就いており、警察庁内でも有望な人材といえるでしょう。
警察官僚の出世スピード
MONEY MAGAZINEによると、警察庁のキャリア官僚の昇進ペースは非常に速く、以下のような特徴があります。
初期キャリア
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採用直後に警部補として任用される
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約1年2か月後に警部に昇進
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警部の期間は2-3年程度で警察庁勤務を経験
警視への昇進
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採用から約7年目(29歳前後)で警視に昇進
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以前は4年目程度だったが、近年は少し遅くなっている
その後の昇進
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37歳前後で警視正に昇任
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45歳前後で警視長に昇任(年収約1,200万円)
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50歳以降でほぼ全員が警視監になる(年収約1,500万円)
トップポスト
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58歳前後で同期2名が警察庁長官、警視総監に就任(年収約2,000万円)
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PRESIDENT Online
警察庁のキャリア官僚は20代後半から管理職として勤務し、50代でほぼ全員が警察の中枢を担う幹部となる非常に速いペースで昇進していきます。
安部警視もキャリア官僚として鹿児島県警本部捜査2課の課長、管理職の立場にありました。
しかし、2025年2月14日に不同意性交等の疑いで書類送検され、同日付で警務部付に異動となりました。
安部裕行の学歴
あべひろゆき課長の学歴はこちらになります。
あべひろゆき大学は早大政経学部
安部裕行課長の大学は早稲田大学政治経済学部卒です。また、安部裕行課長の出身は千葉県です。
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警察庁( 鹿児島県警) 2023年8月7日付
安部裕行課長の出身大学である早稲田大学政治経済学部は、早稲田大学の中核的な学部の一つで、長い歴史と特徴的な教育方針を持っています。
早稲田大学政治経済学部
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3つの学科
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政治学科
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経済学科
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国際政治経済学科
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独自の教育理念
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“Philosophy, Politics and Economics (PPE)”を基本理念
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論理的・批判的思考を通じて政治と経済の課題を分析する能力の育成を目指す
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グローバル志向
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日本語学位プログラム(JDP)と英語学位プログラム(EDP)を提供
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多様性と国際性を重視した教育を実践
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充実したカリキュラム
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1年次から段階的に専門性を深めるゼミ制度
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データ分析力の育成に注力
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早大政経学部から警察庁に採用される割合
警察庁を含む国家公務員総合職(旧Ⅰ種)採用における早稲田大学政治経済学部出身者の割合について、平成22年度採用昇任等基本方針に基づく任用の状況を見ると、以下のことが明らかになっています。
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早稲田大学政治経済学部は、12人(3.8%)が採用されており、上位5大学の一つに入っています。
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国家公務員総合職(旧Ⅰ種)採用において、上位5大学出身者が全体の43.9%を占めています。
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警察庁を含む国家公務員総合職では、東京大学法学部や京都大学法学部などが上位を占める傾向があります。
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採用昇任等基本方針に基づく任用の状況(平成22年度)より
早稲田大学政治経済学部は、公務員を含む多様なキャリアパスを持つ卒業生を輩出しており、警察庁への入庁者も一定数存在しています。
安部ひろゆきの高校
あべひろゆき警視の高校は明らかになっていませんが、安部警視は千葉県出身であるため、千葉県内の高校に進学している可能性が高いです。
千葉県内には、以下の数の高等学校があります。
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総数:182校
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国立:なし
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公立:128校
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私立:54校
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千葉県内の学校は公立学校が大多数を占めています。また、千葉県には多くの進学校がありますが、主な進学校として以下が挙げられます。
公立高校
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千葉高等学校
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偏差値:74
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東大合格者数が県内トップクラス
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船橋高等学校
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偏差値:72
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国公立大学への進学率が高い
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東葛飾高等学校
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偏差値:71
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難関大学への合格者を多数輩出
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佐倉高等学校
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偏差値:68
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国公立大学への進学に強み
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千葉市立千葉高等学校
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偏差値:68
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進学実績が高く評価されている
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私立高校
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渋谷教育学園幕張高等学校
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偏差値:74
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進学実績が県内トップ
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昭和学院秀英高等学校
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偏差値:72
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難関大学への合格者数が多い
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東邦大学付属東邦高等学校
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進学実績が高く評価されている
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芝浦工業大学柏高等学校
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理系進学に強み
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これらの学校は、東大や京大などの難関国立大学、早稲田・慶應などの難関私立大学への合格者を多数輩出しています。また、医学部への進学実績も高いです。
そのため、あべひろゆき警視も偏差値の高い優秀な高校に進学していた可能性があります。
安部ひろゆきの中学校
あべ警視の中学校について明らかになっていませんが、安部警視は千葉県出身であるため、千葉県内の中学校に通っていいた可能性が高いです。
千葉県内の中学校の数は以下のとおりです。
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総数:386校
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国立:1校
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公立:363校
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私立:24校
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中学校では千葉市、船橋市、柏市などの都市部に多く集中しています。
安部裕行警視の中学・高校について明らかになりしだい追記します。
安部裕行のフェイスブック顔画像を特定!「学生時代からチャラ男」
鹿児島県警は不祥事だらけ
鹿児島県警では近年、警察官による不祥事が相次いで発生し、県民の信頼を大きく揺るがす事態となっています。
2024年の懲戒処分者は5人で、九州・沖縄地方では福岡県警に次ぐ多さでした。処分の内訳は免職2人、停職3人で、全員が警察官でした。
具体的な事案としては、
- 捜査情報漏えい
- 16歳未満の少女との性交
- 不同意わいせつ
- 盗撮
- 酒気帯び運転
などが挙げられます。
特に深刻だったのは、2022年10月から2024年11月にかけて、10人の職員が懲戒処分を受け、6人が逮捕されたことです。
不祥事の内容は、
- 大麻所持
- 不同意わいせつ
- 情報漏洩
- 建造物侵入
- 盗撮
- ストーカー
- 飲酒運転
- 勤務時間の不正申告
など多岐にわたりました。
これらの問題を受けて、鹿児島県警は2024年8月に再発防止対策を策定しました。しかし、その後も不祥事は続いており、2025年2月には捜査2課長の安部裕行警視(28)が不同意性交の疑いで書類送検されるという事態が発生しています。
こうした状況に対し、県民からは怒りと失望の声が上がっています。警察組織の体質を根本から変える必要があるという指摘や、性犯罪に対するより厳しい対応を求める声も聞かれます。
鹿児島県警は信頼回復に向けて再発防止策を進めていますが、県民の信頼を取り戻すには、組織全体での徹底した改革が求められています。
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