田中将大投手が楽天を退団し自由契約となり、次の移籍先として中日が挙げられます。なぜ、田中将大投手が中日に移籍するといわれているのか見てみましょう。
田中将大は中日に移籍が濃厚!
田中将大投手は次の移籍先として中日といわれています。
中日ドラゴンズ 田中将大 pic.twitter.com/W9YxokjCxc
— タジ (@Akamatsu758cd) November 24, 2024
田中将大マー君の全盛期は率直に
誰が打てるんだ?と思うほど凄かった。
日本には明らかに
ピークを過ぎて帰ってきた。
更にお金好きなイメージがあるから
後々に指導者とも考えがたい。
いったい誰が欲しがるんだ?
また中日?— 黒服イチロウ (@clubzeus16) November 26, 2024
なぜ、田中将大投手は中日に行くといわれているのでしょう。
中日は実績のある投手がほしい
田中投手の楽天退団が報じられた時、中日の井上一樹監督と加藤球団本部長は以下のとおりコメントしていました。
【中日】井上一樹監督、楽天退団・田中将大の「情勢を見守る」 獲得には「そうとなった時には誠意を」https://t.co/pm6jPGxTi6
— スポーツ報知 (@SportsHochi) November 24, 2024
中日の井上一樹監督は「情勢を見守る」とコメントし、獲得に動く場合は「誠意を伝える」と含みを持たせていました。また、加藤宏幸球団本部長は「今の時点で申し上げられることはありません」とし、肯定も否定もしていませんでした。
中日は投手陣の補強が急務
中日からポスティング制度で小笠原慎之介投手(27)がMLB移籍が濃厚となっています。また、今年で3年契約が切れるライデル・マルティネス投手(28)は球団の保留者名簿から外れ、12月に自由契約選手として公示される見通しとなっています。
そのため、中日にとって投手陣の補強は必須。過去には、松坂大輔投手が中日に移籍し12年ぶりに勝利をあげ、この年のカムバック賞を受賞しています。
中日には松坂投手を復活させた自負があり、実績のある田中将大投手の獲得を望んでいるでしょう。
中日と楽天には深いつながりがある
中日は楽天と縁深い球団の一つで、楽天の創設直後は初代監督には田尾安志氏や山﨑武司氏ら中日OBがチームを支え、今も阿部寿樹選手が在籍しています。
阿部選手に関しては、2022年楽天の涌井秀章投手との1対1の交換トレードで楽天に移籍しています。
そのため、今回の田中将大投手の中日移籍に向けた交渉が水面下でされている可能性があります。
小山投手コーチが田中投手を中日へ引き寄せる
中日、楽天で活躍した小山伸一郎氏(46)が来季から中日投手コーチに就任することが決まっています。
小山投手コーチは中日投手コーチに就任した記者会見で「楽天で20年間ユニホームを着させていただいて、プロ生活が始まったドラゴンズからお話をいただいたのは驚きしかなかった。数年前まで頑張っていた選手をもう1度しっかりと復活させたい」と語っていました。
小山投手コーチは田中将大投手と同じ楽天に所属していたため、田中投手の状態を見てきています。
小山投手コーチと田中投手との間で交渉があったかどうかは明らかになっていません。しかし、小山投手コーチしだいで田中投手も中日への移籍が考えられます。
中日には田中将大と縁のある仲間がたくさん
中日には田中将大投手と縁が深い仲間がいます。2022年まで楽天で共に戦ってきた涌井秀章投手がいます。
また、同級生の大野雄大投手(36)もいます。
大野投手は憧れだった田中投手と東京五輪で共に戦い隣同士で写真撮影ができ、本当に嬉しかったに違いありません。
田中将大が中日移籍で資金が潤い経済効果大!
田中将大投手が中日に行けば資金が潤い、経済効果は大きいとXでいわれています。
田中将大
①前提として投げられなくても経済効果が計り知れないのは松坂を見ても明らか。年俸なんていくらでも良くてむしろ資金が潤う可能性大
②中日は靭帯があれば欲しい、投手なんていくらいても良い
③いうて22-23年は2年連続130イニング投げてる
④本拠地バンテリン
↑行くしかないだろう〜
— 黒味噌 (@Blackmiso97) November 25, 2024
株式会社OKB総研によると、松坂投手が中日に移籍した際に発生した経済波及効果は、約15.4億円と試算されています。消費増加額は約9.9億円です。
松坂大輔投手がソフトバンクから中日に移籍後の春季キャンプではりゅうぎん総合研究所によると、沖縄の経済効果は前年比12・1%増の122億8800万円、延べ観客数は同8%増の37万7千人と、ともに過去最高となっていました。
そのため、田中将大投手がもし中日に移籍すれば、愛知県などにもたらされる経済効果は大きいといえるでしょう。
田中将大投手獲得には多額の年俸が必要といわれており、それを不安視する意見もあります。
田中将大に、
何億も払えるかよ。
防御率4.91だよ。
以前の球速も球威もない。
スライダーのキレも落ちてる。そんな金があるなら
大西と山本の年俸を
まず上げるべき。そしてヤクルトが
200勝させたいのは
石川でしょ。
田中を勝たせている
暇なんてないよ。— 燕LIFE ⚾️ (@swllwswllws) November 24, 2024
しかし、田中将大投手移籍に伴う経済効果を考えると、例え田中投手獲得に多額の年俸が必要になったとしても問題ないのではないでしょうか。
田中将大、数々の実績があった!
- 名前:田中将大(たなかまさひろ)
- 生年月日:1988年(昭63)11月1日生まれ
- 年齢:36歳
- 出身:兵庫県出身
- 身長:1メートル88
- 体重:97キロ
- 投打:右投げ右打ち
経歴
田中投手は駒大苫小牧時代、2年時に夏の甲子園優勝、3年夏は準V。06年高校生ドラフト1巡目で楽天に入団しました。13年はプロ野球新の開幕24連勝を記録し、球団初の日本一に貢献しています。
同年オフにポスティグシステムでヤンキースに移籍し6年連続2ケタ勝利をマーク。メジャー日本投手では野茂、ダルビッシュ、黒田に次ぐ78勝をあげています。そして、21年に楽天に復帰していました。
田中投手は楽天で11年間プレーし通算119勝。大リーグのニューヨーク・ヤンキース時代の78勝と合わせて現在、日米通算197勝を記録し、節目の日米200勝まであと3勝に迫っています。
主なタイトル
沢村賞、最高勝率、最優秀防御率、最多勝(11、13年)、最多奪三振(12年)。
08年北京五輪、21年東京五輪、09、13年WBC日本代表。
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