上方落語の爆笑王として人気を博した落語家の桂雀々(かつらじゃくじゃく、本名・松本貢一=まつもとこういち)さんが亡くなりました。
そこで、桂雀々さんの死因について見てみましょう。
桂雀々死因は心筋梗塞か
桂雀々さんの死因について見てみましょう。桂雀々さんの死因については明らかになっていません。
桂雀々さん急死 早すぎる64歳 波瀾万丈の生きざまを笑いに 「上方落語の爆笑王」TVやドラマでも活躍(スポニチ) | 毎日新聞 https://t.co/P0tMxROfCB
— Nanjakore (@Nanjakore219153) November 21, 2024
11月に入り再び体調を崩していたといいます。今月15日には桂雀々さんの所属事務所が「持病の糖尿病により、現在入院加療中です」とファンに報告していました。
【お知らせ】
桂雀々は、持病の糖尿病により、現在入院加療中です。
早期の復帰を目指してはおりますが、
大事を取り、年内出演予定の落語会を休演させて頂く事といたしました。
楽しみにお待ち頂いておりましたお客様、関係者の皆様にはご迷惑をお掛けし、
誠に申し訳ございません。— ラルテ information(公式) (@lartekouen) November 15, 2024
糖尿病患者は動脈硬化が進行していることが多く、心血管障害や脳血管障害など血管障害を起こすリスクは高いです。
糖尿病では全身の動脈の動脈硬化が促進される。特に、冠動脈、脳動脈、下肢動脈などの病変は心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症などの原因となり、生命も脅かす。
厚生労働省
厚生労働省でも糖尿病により動脈硬化が心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症などの原因となり、生命の危険があるといっています。
平成7年(1995)の死因分類改訂後(第 10 回改訂国際疾病傷害死因分類(ICD-10))の同年の粗死亡率と比較すると、悪性新生物<腫瘍>の男では 114.5 ポイント、女では 96.0ポイント、心疾患の男では 76.1 ポイント、女では 81.7 ポイント上昇しているが、脳血管疾患の男では 24.5 ポイント、女では 34.8 ポイント低下している。(図4-1、統計表2)
厚生労働省
日本の死因を見ると第2位に心疾患があり、年々上昇傾向にあります。また、J-STAGEに掲載されている中村らによる「アンケート調査による日本人糖尿病の死因―2011~2020年の10年間,68,555名での検討―」では以下のことが記載されています。
非糖尿病症例と比較して糖尿病症例では,悪性新生物,感染症,慢性腎不全,虚血性心疾患および心不全の比率が有意に高く,脳血管障害の比率は有意に低かった.
虚血性心疾患のほとんどが心筋梗塞である
糖尿病症例では虚血性心疾患の比率が高くなり、中でも心筋梗塞がほとんどとあります。
また、桂雀々さんは2024年10月下旬に茨城県でのゴルフ場でプレー中に倒れ、緊急搬送され入院していたことがあります。その後、リハビリをしていたといいます。
倒れた原因についても明らかになっていませんが、糖尿病を患っていたため、低血糖を起こし倒れたのか、心疾患や脳疾患などの病気を発症し倒れたことが考えられます。
日本心臓財団によると、以下のことが記載されています。
一度心筋梗塞を起こした患者さんの心筋梗塞再発率は1回目の数倍となり、2回目の心筋梗塞による死亡率も1回目とくらべてかなり高くなってしまいます。
もし、10月末に桂雀々さんが倒れた原因が心筋梗塞だった場合、再発率、死亡率共に上がるため心筋梗塞だった恐れがあります。
5ちゃんねるでは、「心疾患おこしやすい」「動脈硬化進んでた」と疾患によって死因していたとされるコメントがありました。
桂雀々の死因はコロナワクチンも関係
桂雀々さんが死亡原因はコロナワクチンも関係していたのでしょうか。5ちゃんねるでは「コロナワクチンが影響している」というコメントがありました。
桂雀々さんがコロナワクチンを接種したか、コロナに感染したのか明らかになっていませんが、コロナが流行していた時期にあった桂雀々さんの公演は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため度々中止になっていました。
桂雀々さんはコロナ渦の時のことをインタビューで以下の通り答えていました。
コロナ禍の時期は本当に苦しくて、もう落語を辞めようか、と思ったこともあるんです。しかし、そんなコロナ禍の最中の2022年、芸歴45周年記念の独演会のとき。明石家さんまさんがゲストに来てくれ、会場は超満員になりました。公演中、さんまさんはずっとしゃべりっ放しで…(笑)。本当に感謝しています。
KOBECCO
桂雀々さんはコロナ禍の時は苦しくて落語をやめようかと思ったと語っており、本当に辛かったのでしょう。
桂雀々さんの所属事務所ラルテも桂雀々さんが亡くなったことや死因については明かしていません。ラルテのXは雀々さんが亡くなる前日の19日に12/1の出演を体調不良を理由に取りやめたことを連絡していました。
【お知らせ】
12/1(日) 「第六回せせらぎ寄席 ひるの会」に出演を予定しておりました桂雀々は、体調不良のため出演することができなくなりました。代わりまして、
立川生志が出演いたします。
楽しみにされていたお客様には大変申し訳ございません。何卒ご理解を賜わりますようお願い申し上げます 。— ラルテ information(公式) (@lartekouen) November 19, 2024
桂雀々さんは亡くなる前日に急変したのでしょうか。桂雀々さんの死因について詳しいことが分かりしだい追記します。
桂雀々の生い立ち
1960年生まれ。大阪市住吉区出身。
1977年、上方落語の桂 枝雀に入門。同年10月に桂 枝雀独演会にて初舞台を踏む。
2010年、『五十歳五十箇所地獄めぐり』を開始、全国を行脚。
2011年、芸歴35年を機に拠点を東京に移す。落語以外でもTV、映画、舞台でなど多方面で活躍中。2017年にはドラマ「陸王」で嫌味な銀行支店長を演じ、話題に。上方お笑い大賞最優秀技能賞(2002年)、大阪府舞台芸術賞奨励賞(2006年)など受賞歴も多数。著書に「必死のパッチ」(幻冬舎)あり。
2017年、芸歴40周年を迎え、明治座、新歌舞伎座など1.000人を超える大舞台で独演会を開き、芝居さながらの照明や回り舞台などを駆使した「スーパー落語」を創り上げる
2019年には、初の全国ツアーを巡回。東京、大阪、博多などを巡る。
2020年、山田洋次原作・脚本のNHK BSプレミアム、連続ドラマ「贋作男はつらいよ」で初めての主役、車寅次郎を務める。
- 東京では2DKのマンションで娘と2人暮らし(妻と息子は大阪在住)娘の麻生唯はタレントとして活動
- 妻同士が姉妹であるため、桂ざこばとは義兄弟
- 雀々が首吊り自殺を図った枝雀の体を降ろした
- 雀々が小6の時にギャンブル好きな父に愛想を尽かした母が蒸発。
- 雀々が中1時には手に包丁を持った父に無理心中を迫られ、そのまま父も家を飛び出し、電気もガスも止められ、1人で過ごす間も自宅を借金取りが何度も荒らす
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