北海道へ旅行をした際、初めてキャンピングトレーラーをフェリーに乗せました。
敦賀港から苫小牧港までの所要時間は約20時間30分かかるので3食の食事とお風呂、睡眠も全てフェリーの中でとります。また、フェリーの中は快適ですが部屋によって設備や広さなど様々です。
この記事では、子連れでキャンピングトレーラーを乗船する際の留意点などをお伝えします。
- キャンピングトレーラーを乗船させる方
- 幼い子連れで乗船する方
- 幼い子連れでおすすめの部屋を知りたい方
- 子連れ乗船に際しての持ち物を知りたい方
子連れは和室かつ時間に余裕がカギ!
フェリーはほぼ毎日運航しており、北行きと南行きそれぞれで1日1便運航しています。
北行 敦賀発23:55→苫小牧東港着 翌20時30分
南行 苫小牧東港発23:30→敦賀港着 翌20時30分
- 受付は出発の1時間半前には済ませておく必要があります
- 時間に余裕をもってフェリーターミナルに到着しておきましょう
①未就学児には和室がおすすめ
フェリー(はまなす/あかしあ)の部屋は、スイート、デラックス、ステート、ツーリストとがあり、さらに分類されています。こちらから間取りと基本設備が確認できます。
未就学児がいる場合は、デラックスA和室かステートB和室を選んでおいた方がいいでしょう
②持ち物は必要最低限でOK
基本設備を参照すると、タオル類や歯ブラシ、浴衣、シャンプー・リンスなど最低限の用意はあります。そのため、以下の点に注意しましょう。
- 着替えや飲食物、子ども用品(オムツ、エプロン、遊ぶものなど)など個人で必要なものの準備をしておくとよいでしょう
- 部屋によってはタオル類や歯ブラシなどの用意はないので注意しましょう
タオルやバスタオルは案内所でレンタルすることもできます
レストランには、子ども用椅子や食器類も準備があるため身軽に行けます。また、子どもが好きなカレーやうどん、ラーメン、から揚げなどの軽食類もあります。
離乳食はないのでレトルト類は持って行きましょう
キャンピングトレーラー乗船に刃物、ガスボンベNG!
- キャンピングトレーラーをフェリーに乗せる際、ガスボンベや刃物の持ち込みは禁止です。
- ガスボンベの中にガスが入っていなくても持ち込むことはできません
- ガスボンベを積んでいる場合は、降ろしましょう
- キッチンのあるキャンピングトレーラーなら包丁やナイフなどを収納している場合がほとんどだと思いますので、忘れずに刃物類も除去しましょう
牽引車とキャンピングトレーラーを合わせて長さ13mのを船に乗せた場合の費用ですが、普通車を乗せた場合と比べ約3倍の費用がかかりました。結構、高くてビックリです。
船内は3食お風呂付きで母は大助かり
フェリーターミナル
フェリーターミナルでのポイントは、以下の3つです。
- 受付は乗船の1時間半前に済ます
- ターミナル内は広く椅子がなくて座れないという心配はなし
- 乗船時間が遅れる場合があるので、子どもが遊べるおもちゃの準備はしておきましょう
フェリー
フェリーでのポイントは、以下の11点です。
- 乗船は夜中のため、子どもは事前に入浴を済ませておく
- 船の中に大浴場があり乗船後すぐ入浴できる(ただし、入浴時間は決められている)
- 大浴場には備え付けのシャンプーやリンス、ボディーソープ、ドライヤーがあるので部屋からタオルと浴衣持参でスリッパで行ける(但し、部屋によってはタオル、浴衣、スリッパがないので注意)
- 船内にはレストランや予約が必要なグリルで3食食べられる
- 福井県や北海道の名物品、例えば、福井県ならいか丼、北海道ならジンギスカン定食や豚丼などが食べられる
- メニューも豊富で、子ども向けの食事も提供あり。タブレットでの注文やセルフレジも導入されているので、待ち時間もほとんどなし
- 朝食、昼食、夕食とメニュー内容もそれぞれ少しずつ異なっているため、飽きない
- 船内には映画上映やチルドレンルームがあり、子どもが退屈しないようになっている
- オセロや囲碁、将棋など船内貸出品もあり遊ぶものを忘れてもレンタルできる
- 展望デッキは潮風が気持ちよく、海上なので夕日も綺麗に見ることができる
- ショップにはお土産類も種類豊富にあるため買い忘れた方はここで購入できる
個室(デラックスA)で良かったことは、以下の5つです。
- 子どもが少々騒いでも周りを気にしなくてよい
- 和室だったので寝転ぶことができる
- 部屋からも直接出られるデッキがあり、外の空気を吸いたくなったらすぐ外に出られる
- 部屋にトイレとシャワーがあり、子どものトイレ介助が楽
- 乗船手続きで食事の割引クーポン(朝食用・昼食用・夕食用の3食分)がもらえる
まとめ~子連れキャンピングトレーラーの船旅は時間に余裕を
子連れ乗船の注意点とキャンピングトレーラーを船に乗せる際の注意点についてお伝えしました。
未就学児のいる子連れの場合、以下の3つが大切です。
- 部屋は和室にする
- 部屋によっては物品がないものもあるので事前に確認し準備する
- 急にトイレに行きたくなったり突然のハプニングに見舞われることも多く、時間に余裕をもっておく
船など乗り物に乗るときは乗船時間や出発時間が決まっているので尚更、時間に余裕をもって行動しなければなりません。
また、キャンピングトレーラーを乗船させる際の注意点として、以下の点です。
キャンピングトレーラー内の刃物類やガスボンベを忘れずに除去する
もし、降ろし忘れると船に乗れない事態となりますので、事前に確認しましょう。
キャンピングトレーラーを船に乗せての移動は、費用と時間がかかります。しかし、ドライバーにとっては運転しなくても移動でき、疲れないのがいいところです。
また、子どもたちも部屋で過ごすだけでは退屈ですが、船内は広々しているので軽く体を動かしたり気分転換できるのも良かったです。
皆さまの楽しい船旅のお役に立てれば幸いです。
コメント